式場見学で「見る・聞く」確認ポイント。項目別チェックリストや注意点も紹介
結婚式場・会場の見学や料理の試食など、結婚式に関する相談が可能な式場見学。結婚式場をスムーズに決めるためにも、参加時は確認ポイントを押さえて効率的に情報収集をすることが重要です。今回は式場見学を考えているカップルに向けて、行く前に確認しておくべきこと、当日見る・聞くポイントや注意点をまとめて紹介します。フェアの時間は限られているため、このリストを事前にチェックしてふたりのこだわりを洗い出し、確認の優先順位を考えて当日に臨んでください。
式場見学とは?主な内容と所要時間
撮影:アルカンシエル横浜 luxe mariage
式場見学とは式場・会場の見学、料理の試食、衣裳の試着、その他結婚式に関する相談ができる結婚式場のイベントのこと。ブライダルフェアとも呼ばれ、結婚式を予定しているカップルを対象に開催されます。式場見学に参加すれば、自分達のやりたい結婚式が叶うか確認できます。
所要時間はフェアの内容にもよりますが、目安は2〜3時間です。ただ、料理の試食を行う場合はそれ以上かかることもあります。式場見学に行く際の服装は、おしゃれ着でデートに出かけるイメージです。詳しい服装や持ち物は以下の記事を参考にしてくださいね。
式場見学前に決めておきたい5つのポイント
続いては、式場見学の参加前に決めておくと良いチェックポイントを5つ紹介します。いくつかの項目をあらかじめ決めておけば、自分達のイメージする結婚式が挙げられる式場か判断しやすくなります。
ポイント①結婚式の希望日時
式場見学の参加前に結婚式の希望日時を決めておきましょう。もし日時まで決まっていない場合は、何月に行うか、どの季節が良いかなど、だいたいの時期でも構いません。時期が決まっていれば、式場見学に行った時点での結婚式場の空き状況が分かります。
なお、結婚式の料金は開催日や時間によって変わることがあります。必要な費用を把握するためにも、ある程度時期を絞り込んでから式場見学に参加するのがおすすめです。
ポイント②招待するゲストの人数
招待するゲストがおおよそ何人になるかも算出しておきます。結婚式場や会場によってゲストの収容人数はまちまちです。あらかじめ人数を把握しておくことで、自分達が招待したいゲストを呼べるだけの規模か、最低収容人数を満たしているか確認できます。
また、人数が大きく異なると見積もりにも影響が出やすいものですが、ゲストのおおよその人数を結婚式場側に伝えることで、よりイメージしやすい見積もりになるので、他の式場と比較検討しやすくなります。
ポイント③結婚式にかける予算
結婚式にどれくらいの費用をかけられるか、予算を決めておくことも大切です。実際に見積もりを出してもらうと「思っていたよりも高かった…」となる可能性も考えられます。あらかじめ予算を決めておけば、その範囲内で可能なプランを提案してもらえます。
ポイント④挙式スタイル
教会式・仏前式・神前式・人前式といった、どのスタイルでの結婚式を希望しているかも決めておきましょう。さまざまな挙式スタイルに対応している会場もあれば、特定のものにしか対応していない会場もあるためです。挙式会場・流れ・衣裳などを、挙式スタイルに応じて確認しておくことが大切です。
ポイント⑤取り入れたい演出
結婚式で取り入れたい演出も、式場見学の参加前に決めておきたいポイントです。結婚式場によっては演出に必要な設備が整っていない、または適した会場がない可能性があるためです。演出内容を考えておけば予算も具体的に算出できます。
【項目別】式場見学当日に見るポイント
式場見学で必ずチェックしておきたいポイントは、「アクセス」「会場の広さ・雰囲気」「設備」「スタッフの対応力・会場の清潔感」の4点です。各項目のチェックリストを紹介するので、見学する会場で自分達が希望する結婚式が叶うか確認してみてくださいね。
ポイント①式場へのアクセス
<チェックポイント>
・最寄駅からの距離・かかる時間
・会場までのルート(電車やバスの乗り換え、道の分かりやすさなど)
・送迎バスの有無
駅から近い、近くの道路が広いなど、アクセスしやすい結婚式場であればゲストに負担をかけなくて済みます。「ルート上に似たような建物がある」「目印がない」といった分かりにくさや、「式場までの道に坂道がないか」などの歩きやすさもチェックすると良いでしょう。結婚式場までのアクセスに懸念点がある場合は、最寄駅から送迎バスが出ていればスムーズです。
ポイント②会場の広さ・雰囲気
<チェックポイント>
・招待するゲストに適した広さの会場があるか
・イメージ通りの会場か
式場見学では、招待するゲスト全員が入れる会場か確認します。人数に対して会場が広すぎる・狭すぎるといったことがないよう、広さと人数のバランスも確認しておくことが大切です。
併せて、会場の雰囲気が自分達のイメージする雰囲気と同じ、もしくは似ているか、天井の高さや窓といった会場の造りも見ておきましょう。
ポイント③式場の設備
<チェックポイント>
・移動しやすい導線か
・ゲスト用の控え室・更衣室・化粧室(多目的トイレ)・授乳室・喫煙室があるか
・車で来場する人用の駐車場があるか
式場見学ではゲスト目線に立つことも大切です。子どもや年配者が参列する場合は「バリアフリーになっているか」「会場内を移動しやすいか」を、赤ちゃん連れのゲストがいる場合は「授乳室やおむつ替え可能な多目的トイレがあるか」を確認します。
また、車で来るゲストのことを考えて駐車場の有無も確認を。結婚式場にない場合は近くにコインパーキングがあるか確認しておきます。
ポイント④スタッフの対応力や会場の清潔感
<チェックポイント>
・スタッフが丁寧で気持ちの良い接客をしてくれるか
・会場や付帯設備が清潔か
会場のスタッフが親切に対応してくれるかどうかも、結婚式場選びにおいて重要です。途中で担当スタッフが入れ替わらないかも聞いておくと良いでしょう。また、会場の清潔さはゲストの快適性に深く関係してくるので、必ずチェックしておきたいポイントです。
式場見学で聞いておくと良いポイント・注意点
最後に、式場見学で聞くこと・注意点を解説します。後から「知らなかった」といったことが起こらないように、細かい点まで確認しておきましょう。
ポイント①希望日が空いているか
結婚式の希望日がある場合は、その日に会場が空いているか聞きましょう。特に希望日が決まっていなければ、結婚式場のスタッフに相談をしてみるのも良いですよ。
ポイント②仮予約ができるか
気に入った日が空いていた場合、仮予約が可能か聞いてみましょう。仮予約とは、一時的に会場を押さえることです。仮予約ができる場合は以下の項目を確認しておくと安心です。
<チェックポイント>
・仮契約の期間
・仮契約期間を過ぎるとどうなるか(自動キャンセルされるのか、本契約に自動移行するのか)
・キャンセル料はかかるか
結婚式のキャンセル料については以下の記事で紹介しています。
ポイント③雨の時はどのような対応をしてくれるか
ガーデンなどの屋外で結婚式をする際は、雨天時における式場の対応についてもチェックが必要です。代わりの設備を用意してくれるか、移動でゲストが雨に濡れないか確認します。
ポイント④希望の演出・おもてなしができるか
希望する演出がある場合は、スペース・音響・照明といった設備面の確認が必要です。特に演出が決まっていなければ、できない演出をあらかじめ聞いておきましょう。
その他、ゲストが喜んでくれる料理やドリンクを出してもらえるか、ウエディングケーキをオリジナルで作ってもらえるかも聞いてみると良いですよ。
ポイント⑤写真やビデオの撮影に制限があるか
挙式中の撮影禁止など、結婚式場の規則や演出内容によってはカメラ・ビデオ撮影が制限される場合があります。また、提携しているカメラマンしか入れない式場もあるので、個人で手配する場合はそこの制限も確認しておきましょう。
ポイント⑥ドレス提携店があるか
ウエディングドレスが式場経由でレンタルできるかもチェックしておきたいポイント。レンタルできる場合は、ドレスの種類や費用も併せて確認しておきます。ドレスが一覧で見られるカタログを用意している式場もあるので、ぜひ聞いてみてくださいね。
ポイント⑦貸出品や設備はどこまでが無料か、持ち込み料はどれくらいか
結婚式場で貸し出し可能なアイテムや、設備の無料の範囲、有料になるケースと金額をチェックします。ウエディングドレスやアイテムを自分で手配して持ち込む場合は、持ち込み料が別途かかるか、かかる場合は料金の目安も聞いておくと確実です。
ポイントを押さえて式場見学に参加し、イメージを膨らませよう
撮影:アルカンシエル横浜 luxe mariage
アルカンシエルは「感謝を、式のまんなかに。」をコンセプトに、今まで4万組以上の結婚式をつくってきました。家族やゲストへの感謝を伝えることに重きをおいたプランニングや、受賞歴ある料理でのおもてなし が人気でクチコミサイトでは1位を獲得しています。
式場見学(ブライダルフェア)では、プロフェッショナルなスタッフが希望を丁寧にヒアリングし、おふたりらしい結婚式をご提案。専属プロデューサーがつくため、見学時に確認・質問したいことがあれば何でもお気軽にご質問ください。