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式場選び・ブライダルフェア

2024.02.12

結婚式の予算の決め方はどうする?費用の計算方法・流れを紹介

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結婚式を行いたいものの、どのくらいの予算で計画すれば良いのかわからないと悩んでいる人もいるでしょう。結婚式の予算を考えるには、使えるお金や見積もり内容などをチェックする必要があります。今回は、結婚式の予算の決め方について見ていきましょう。費用の計算方法や使えるお金の種類、見積もりを取る際のポイントなどを解説します。

結婚式にかかる費用の相場と予算の計算方法

まずは結婚式にかかる費用の相場と、予算の計算方法を説明します。結婚式にいくらお金が必要なのか、全体像をつかむために重要です。

結婚式の費用相場

「ゼクシィ 結婚トレンド調査2023」によると、結婚式に関する費用(挙式、披露宴・ウエディングパーティ総額)は全国平均で327.1万円です。なお、平均費用は地域によって幅があります。最も低いのは北海道の203.1万円、最も高いのは首都圏の356.3万円でした。
また、家族・親族のみ、親しい人のみで行う小規模な結婚式の費用相場は、100~200万ほどです。

予算(自己負担額)の計算方法

結婚式の予算(自己負担額)は、「結婚式にかかる費用総額-(ご祝儀額+親・親族からの援助額)」の計算式で求められます。「ゼクシィ 結婚トレンド調査2023」の平均値をもとに算出すると、結婚式の費用総額が約327万円、ご祝儀額が150万円(ゲスト約50人×3万円)、親・親族からの援助が約163万円だとしたら、「327万円-(150万円+163万円)」で自己負担額は14万円です。

予算の決め方①結婚式に使えるお金を知る

次に、予算の決め方を具体的に見ていきましょう。最初のステップは、結婚式の費用に使えるお金を知ること。「誰が出すのか」「どこからいくら出すのか」はこじれやすい部分でもあるため、最初にはっきりさせることが大切です。

ふたりの貯金

結婚式にかける費用のイメージはカップルで各々違う可能性も。ふたりの貯金から捻出する場合は、貯金からいくらを結婚式費用に回すのか、どちらがどれくらい出すのか(完全に同額か、差を付けるのか)などの話し合いが必要です。貯金はすべてを結婚式にかけるのではなく、新生活や将来に備えた蓄えを残すことも大切なので、ふたりでよく話し合ってくださいね。

ご祝儀

結婚式でゲストからもらうご祝儀も結婚式費用として使えます。ご祝儀の相場は地域や関係性などによって異なりますが、一般的には3万円ほどです。例えば50人のゲストを招いて結婚式を行う場合、おおよそ150万円のご祝儀をもらえると想定できます。
ただし、ゲストの顔ぶれや夫婦・家族での列席などにより、ご祝儀額は変わることも想定されます。また、ご祝儀に頼りすぎた費用計画は考えものです。実際にその金額をもらえるか確実ではありません。ご祝儀頼りの結婚式にしてしまうと、想定通りの金額でなかった時に自己負担額が増えて困る可能性があります。
なお結婚式場への支払いが前払いの場合は、ご祝儀をいただく前に一旦支払いが発生します。結婚式の予算は支払いのタイミングも考慮した上で決めましょう。

親・親族からの援助

親や親族などから、結婚式費用の援助を受けられる場合もあります。「ゼクシィ 結婚トレンド調査2023」によると、結婚式費用について親・親族から援助を受けた人は全体の73.5%。援助を受けた人のうち、結婚式費用として使った援助額の平均は163.7万です。
しかし、援助が受けられるかどうかはケースバイケースと言えます。もし両家が援助してくれる場合は、双方が納得のいくように金額のバランスを考えることも大切です。

予算の決め方②結婚式の見積書をチェックする

どのようなお金をどのくらい使えるかイメージできたら、結婚式費用の見積書を入手してチェックします。ここでは見積もりをもらう場所やチェックポイントなどを解説します。

式場見学・ブライダルフェアに参加して見積もりをもらう

見積もりをもらう際は、式場見学やブライダルフェアに参加しましょう。実際に現地を訪れ、リアルな結婚式に近い状況を体験すると、自分達の結婚式をより具体的にイメージできます。
文章や写真だけで判断してしまうと、見積書に書かれた内容とのギャップが生じる可能性も。また結婚式場側も、式場見学やブライダルフェアで直接結婚式の希望条件などを詳しく聞き取った方が、より精度の高い見積書を提供できます。

見積書の内訳を確認する

見積書をもらったら内容をしっかり確認することも大切です。合計金額だけを見るのはチェックとして不十分。内訳まで細かく確認します。自分達の希望する内容は含まれているか、反対に不要なものが入っていないかチェックしていきましょう。内訳・費用ともに疑問点があれば、結婚式場に確認すると確実です。見積書で確認できる主な項目と費用相場は次の通りです。
項目 費用相場
料理に関わる費用 100万9,000円
装花費用 ブーケ3万3,000円、会場18万7,000円
ペーパーアイテム(1部あたり) 招待状関連353円、席札179円、席次表340円
衣裳費用 新婦平均51万円、新郎平均16万9,000円
引出物費用(1人あたり) 引出物6,000円、引菓子1,400円、プチギフト300円
写真撮影費用 20万6,000円
演出費用 司会者関連7万円、映像演出関連2万5,000円
※本データは「ゼクシィ 結婚トレンド調査2023」を基に記載しています。

見積書は複数回もらって精査する

見積書は複数回もらって精査しましょう。具体的には、ざっくりした内容で見積もる「初回見積もり」、基本的な希望を反映させた「中間見積もり」、微調整を経て確定した内容でもらう「最終見積もり」の3回です。見積書を複数回もらうことで、内容を調整しながら自分達の望む形の結婚式と予算を固めていけます。

結婚式場に支払うお金以外にかかる費用

結婚する際は、結婚式費用以外にもお金がかかります。結婚式の準備のため、そしてふたりで始める新たな生活のためにも、主に発生する費用を把握しておきましょう。

ゲストへのお車代・宿泊費、お心づけなど

結婚式ではゲストへお金を渡すシーンがあります。例えば遠方から結婚式に参加してくれるゲストには、交通費としてのお車代や宿泊費などを渡すのが一般的です。費用相場は一概には言えませんが、実費全額または一部(半額など)を新郎新婦が負担するパターンが多く見られます。
また、プロデューサー・カメラマン・ヘアメイク・司会者などスタッフへのお心づけを渡す場合も。費用相場は役割によって異なりますが、おおよそ3,000~1万円ほどです。

ブライダルエステ

結婚式当日をより美しい自分で迎えるため、ブライダルエステを受けるプレ花嫁も多くいます。ブライダルエステの費用は施術内容によって幅が広く、安い場合で1万円ほど、内容をより充実させた場合は20万円以上かかることもあります。

ハネムーン

結婚記念にふたりで旅行に出かけるハネムーンを行う場合は、その費用も考えておきたいところです。ハネムーンの費用は行き先や旅行期間、内容などによって変わりますが、平均的には50~60万ほどで、そこにお土産代も別途かかります。

新生活の準備

夫婦ふたりの新生活を始めるにあたり、さまざまな場面で準備にお金がかかることが想定できます。例えば結婚を機にふたりで一緒に住む場合は、新居を確保するための費用が必要です。賃貸なら契約にかかる初期費用が発生します。初期費用の相場はエリア・条件・家賃など物件によって異なりますが、30~50万ほどが一般的です。
また、ふたりで暮らすために必要な家具・家電・日用品などの購入も必要です。1人暮らし時代のものや実家からの持ち込みでは対応できないこともあるでしょう。テレビ・冷蔵庫・洗濯機・テーブル・ソファ・寝具類などは、特に買い揃えるケースがよく見られます。

理想の結婚式を叶えるアルカンシエル

撮影:アルカンシエル横浜 luxe mariage
予算について決めあぐねている、想定している予算で希望の結婚式ができるかわからないなど、結婚式について悩んでいる場合は、ぜひアルカンシエルに相談を。予算に不安があっても、プロのスタッフが親身になってさまざまな切り口からお客さまの予算になるべく合うようなプランを一緒に考えます。ブライダルフェアも開催しているので、デート感覚で参加してみるのもおすすめです。
ブライダルフェアのご予約はこちらから。

予算の決め方によって結婚式の充実度は変わる

撮影:アルカンシエル横浜 luxe mariage
結婚式はふたりの門出となる日。参列してくれるゲストに感謝の気持ちを伝える場でもあるので、おもてなしの面からも費用を検討したいですね。結婚式は予算によって内容が変わるため、計画を立て始める段階で費用面をしっかり考えておきましょう。もしわからないことがあれば、結婚式のプロである結婚式場のスタッフに相談してみてください。

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