SEARCH

結婚式準備

2024.02.12

結婚式の自己負担額はいくら?相場や内訳、計算法を解説。気を付けたいポイントも

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • like

結婚式の準備をする上でしっかり把握しておきたいのが「自己負担額」。結婚式に向けた費用計画を立てるためにも、どのくらいの負担額が発生するのか具体的につかみたいところです。今回は結婚式の自己負担額にフォーカスをあて、相場や内訳、計算方法などを解説。また、自己負担額を考える上で気を付けたいポイントも紹介します。

結婚式の自己負担額の相場

まずは結婚式の自己負担額とは何かを解説します。結婚式にかかる費用を考える上で、自己負担額を把握しておくことは非常に重要です。

結婚式の自己負担額とは

結婚式の自己負担額とは、新郎新婦が実際に負担し、払う費用のことです。ご祝儀や援助があるケースも多く、その場合は結婚式の費用からもらった金額分を差し引いた額が自己負担額となります。

自己負担額はご祝儀額・援助額によって変わる

自己負担額の相場は存在するものの、具体的な金額はケースバイケース。仮に同規模で同じくらいの費用がかかる結婚式だとしても、自己負担額が同程度だとは限りません。その理由は、自己負担額=結婚式費用総額ではないためです。ご祝儀の見込み額や援助してもらえる金額によって、自己負担額は変わってきます。

結婚式の自己負担額を計算する方法

それでは、結婚式の自己負担額を計算する方法を説明します。次の手順で各金額を割り出しながら、算出してみましょう。

1.結婚式にかかる費用総額を計算する

まずは結婚式にかかる費用総額を計算します。結婚式場の費用内訳は、会場使用料・挙式代・衣裳代・食事代・演出代・会場装飾代などを合わせたものです。結婚式場から見積りを取り、具体的な金額を調べましょう。

2.ご祝儀総額と援助総額を見込む

次に、ご祝儀の総額と援助してもらえる金額の総額を見込みます。ご祝儀は、友人や同僚などの場合、3万円が相場です。近しい親族などはこの相場とは限りません。
ご祝儀額の見込みを出す際は、3万円×ゲストの人数を目安として計算します。例えば、ゲストが50人の場合、「3万×50人=150万円」がおおよその見込み額です。ただし、夫婦での参加割合が多い場合などはこの限りではありません。親など親族から結婚式費用を援助してもらえる場合は、その金額も合わせて見込みましょう。

3.結婚式費用総額からご祝儀・援助を差し引く

最後に結婚式費用の総額から、ご祝儀・援助の総額を差し引きます。残った金額が、新郎新婦で負担する自己負担額です。例としては「300万(結婚式費用総額)-150万円(ご祝儀見込み額)-100万円(親からの援助予定額)=50万円」が自己負担額になります。

結婚式で自己負担が発生した場合の準備方法

自己負担額が発生する場合、それをどのように準備し支払うかも決める必要があります。一般的によく見られる準備の方法は次の3つです。

ふたりで一緒に資金を貯める

ふたりで一緒に結婚資金を貯め、自己負担額を準備するというパターン。結婚式を行うまで期間に余裕を持てれば、自己負担額を把握した後に準備の一環として貯蓄を進めることが可能です。共同口座をつくり、毎月積み立てるなどが良いでしょう。

ふたりで折半する

自己負担額を半分ずつに分け、それぞれ支払う形もよく見られるパターンです。ふたりがお互いの個人的貯金などから負担します。結婚式はふたりで行うものであるため、公平に半額ずつ負担するという考えのカップルが選ぶことの多い方法です。

どちらかが多めに払う

自己負担額に傾斜をつけて分け、それぞれ支払うパターンもあります。収入額に差があるカップルなどが、それぞれの収入に応じた割合で分けることが多いでしょう。

結婚式の自己負担額を考える上で注意したいこと

自己負担額は少ない方が良いと考える人が多いでしょう。ただし、大切なポイントを押さえながら自己負担額を検討しないと、「こんなはずでは」と結婚式を後悔することになってしまう可能性も。ここでは、自己負担額を考える上でしっかり意識したいことを解説します。

ご祝儀に頼り過ぎない

結婚式ではゲストがご祝儀を持参するのが一般的ではありますが、ご祝儀に頼り切りで結婚式の費用を考えるのは避けましょう。「ご祝儀があるから大丈夫」と過信していると、もし何か不測の事態が発生したときに費用を支払うのが難しくなります。
また、結婚式場によっては結婚式費用の一部、または全額を前払いしなければいけない場合もあります。ご祝儀は結婚式当日にもらうため、結婚式費用の大部分をご祝儀に頼る計画だと対応しきれなくなるかもしれません。

ブライダルローンの利用は慎重に検討する

結婚式の費用に充てるキャッシュが手元に不足している場合、ブライダルローンを利用するという方法もあります。ブライダルローンとは結婚式や新婚旅行など、結婚にまつわる用途のローンのこと。金利が低いなど、他のローンと比較してメリットと言える部分があります。
結婚生活を始めるとなると何かとお金がかかるため、手元にできる限りキャッシュを残しておきたいという意図でローンを利用するバターンも見られます。ただし、利用する際は慎重な検討が必要です。ブライダルローンは結婚式を挙げた後、月々の返済が発生するため、返済金額が結婚生活の負担になる可能性もあるでしょう。将来的な見通しをしっかり立てた上で利用を検討してください。

ゲストへの感謝やおもてなしの心を忘れない

結婚式の費用総額とご祝儀+援助額が同額であれば、自己負担額は発生しません。しかし、自己負担額を少なくするため、無理矢理結婚式の費用を抑えるのは考えものです。結婚式の費用をカットすれば、その分食事や飲み物などのグレードを下げなければならない可能性も出てきます。また、演出も内容より安さを重視して決めなければいけなくなるでしょう。
結婚式で大切なのは、晴れの日をともに過ごし祝福してくれるゲストへの感謝の気持ちをもち、おもてなしの心を忘れないことです。安く抑えることにこだわり過ぎて、ゲストに喜んでもらうという視点がおろそかにならないようにしましょう。

結婚式の自己負担について悩んだらアルカンシエルに相談を

自己負担額についてどのように考えるべきか、ふたりだけで悩まず、結婚式場スタッフなどに相談するのも1つです。アルカンシエルでは、プロフェッショナルなスタッフがおふたりにぴったりの結婚式を親身に提案してくれます。
結婚式への希望と自己負担額のバランスがとれた、ふたりにとってベストな方法を一緒に考えてくれます。自己負担額はもちろん、予算面での不安や疑問点がある場合は、遠慮なくスタッフに相談してみましょう。

結婚式の自己負担はおもてなしとのバランスも踏まえて考えよう

結婚式の自己負担額はご祝儀の見込み額や援助の額など、個別の状況により異なります。自己負担額を具体的に割り出せれば、費用の準備もしやすくなります。また、自己負担額を抑えることを優先し過ぎて、ゲストへの感謝やおもてなしが二の次になってしまわないよう気を付けることも大切です。結婚式の内容と自己負担額、ちょうど良いバランスを見つけましょう。

RELATED