バラがもつ意味とは?プロポーズにぴったりな色や本数、花言葉でパートナーを喜ばせよう
花のなかでも人気の高いバラ。プロポーズなどの大事なシーンでも使われることが多く、色や本数によってさまざまな意味を持ちます。そこで本記事では、バラの基礎知識を押さえるとともに、プロポーズに適したバラの色や本数などについて紹介します。併せて、プロポーズに適さないバラについても紹介するので、バラを使ったプロポーズを検討している人は、ぜひ参考にしてください。
バラの基礎知識・バラがもつ意味
バラ科の植物で種類が豊富
「花の女王」と言われているバラは、色や形、咲き方などが豊富。そのバラには、何万という品種があると言われています。
色は、赤・白・ピンクなどの定番色から、青・紫・緑などの変わり種の色までかなりの種類があります。最近では、一輪に複数の色が混ざっているバラも。そして形は、木バラ・半つる性のバラ・つるバラ・ミニバラの4タイプがあります。
バラそのものがもつ意味は「愛」と「美」
バラそのものが持つ意味や花言葉は「愛」と「美」です。ただし、花の色や本数などによって異なります。人にバラを渡すときは、色と本数別の意味や花言葉を理解した上で、相手にぴったりのものを選びましょう。
プロポーズに適したバラとその意味
ここでは、プロポーズにぴったりなバラとその意味について、項目別に紹介します。バラの色や本数によって意味が異なりますので、渡す前にしっかりチェックしてくださいね。
1.バラの色・組み合わせ
プロポーズに適したバラの色とその意味は、以下の表の通りです。バラの色による意味や花言葉の違いを見ていきましょう。
バラの色 |
意味 |
赤 |
・あなたを愛しています ・愛情
・情熱
・美
・熱烈な恋 など
|
白 |
・私はあなたにふさわしい ・清純
・尊敬
・相思相愛 など
|
ピンク |
・しとやか ・上品
・可愛い人
・愛の誓い
|
オレンジ |
・絆 ・信頼
|
紫 |
・誇り ・尊敬
・気品
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緑 |
・穏やか ・希望を持ち得る
|
青 |
・尊敬 ・奇跡
・夢が叶う
|
緋色 |
・灼熱の恋 |
紅色 |
・死ぬほど恋焦がれている |
バラの色の組み合わせ方によっても意味が異なります。そのなかでもプロポーズをするときにぴったりなのが、赤と白の組み合わせ。「結婚してください」「調和」「温かい心」などの意味を表します。
2.バラの本数
次に、バラの本数別の意味を見ていきましょう。バラの本数が多いと相手にインパクトを残せ、少なめだとスマートに渡せます。本数が持つ意味と、どのような渡し方をしたいかの両方を考慮して、相手に渡すバラの本数を決めてくださいね。
バラの本数 |
意味 |
1本 |
・一目惚れ ・あなただけ
|
2本 |
・世界に私達だけ |
3本 |
・愛しています ・告白
|
4本 |
・気持ちは死ぬまで変わらない |
5本 |
・出会えたことの喜び |
6本 |
・お互いに愛し合う |
8本 |
・感謝しています |
9本 |
・いつも一緒にいよう |
10本 |
・あなたは完璧 |
11本 |
・最愛の人 ・宝物
|
12本 |
・私の妻になってください ・私と付き合ってください
|
40本 |
・真実の愛 |
99本 |
・永遠の愛 ・ずっと好き
|
100本 |
・100%の愛 |
101本 |
・これ以上ないほど愛しています |
108本 |
・結婚してください |
プロポーズには、12本もしくは108本のバラがおすすめです。なかでも12本のバラは「ダーズンローズ」と言われており、感謝や誠実、希望、愛情といった12個の意味が込められています。
3.バラの部位
バラの部位にも意味があります。色と部位の組み合わせによって、意味が変わってくることがあるので、プロポーズでバラを渡す際は部位にも配慮しましょう。
バラの部位 |
意味 |
バラの葉 |
・希望 ・諦めないで
|
赤いバラの葉 |
・無垢の美しさ ・幸せを祈る
|
つぼみ |
・愛の告白 |
赤いバラのつぼみ |
・あなたに尽くします ・愛の告白
・純粋な愛
|
4.バラの咲き方
バラは花びらが重なっているものをイメージしがちですが、重なり合わない一重タイプのバラもあります。一重咲きのバラには、「敬意」「純潔な愛」「静かな愛」という意味があり、プロポーズにぴったり。ただし、一重咲きのものはバラだと分かってもらえない可能性があるため、花に詳しい人に渡すのがおすすめです。
プロポーズに適さないバラの花束
次に押さえておきたいのが、プロポーズに適さないバラについてです。バラの色の組み合わせや渡す本数次第では、マイナスなイメージを与えかねません。プロポーズ用の花束を作る際は、以下のバラや花束は避けましょう。
【色】黄色・黒赤色・黒色のバラ
バラの色味によってはマイナスの意味をもつものも。どうしてもその色を渡したいときは、お店に相談する他、メッセージカードで一言添えるなどの工夫をしましょう。
プロポーズに適さないバラの色 |
意味 |
黄色 |
・嫉妬 ・薄らぐ愛
|
黒赤色 |
・憎しみ ・恨み
|
黒色 |
・憎しみ |
なお、黄色と黒色のバラには、マイナスの意味だけでなくプラスの意味もあります。黄色の意味は「友情」「平和」、黒色の意味は「貴方は私のもの」「不滅の愛」「永遠の愛」などです。
【本数】15、16、17本のバラで作った花束
15~17本のバラの花束には注意が必要です。不安を意味するような本数を渡すのは避けましょう。
プロポーズに適さないバラの本数 |
意味 |
15本 |
・ごめんなさい |
16本 |
・不安な愛 ・コロコロ変わる愛
|
17本 |
・絶望的な愛 |
【部位】トゲ・枝の付いたバラ
バラの部位のなかでも、トゲは「不幸中の幸い」、枝は「不快」という意味があり、いずれもマイナスのイメージがあります。プロポーズなどの大事なシーンでバラを渡すときには、トゲや枝の付いたバラを渡さないよう注意してください。
【咲き方】満開のバラ・しおれたバラ
バラの咲き方にも注意が必要です。満開の花はとてもキレイですが、「人妻です」という意味があるため、避けた方が良いでしょう。また、しおれた花にも「儚い」「絶望している」というマイナスのイメージがあります。
なお、枯れた白いバラには「生涯を誓う」という意味があり、一見するとプロポーズに適しているかのように思えます。しかし、「愛が枯れる」などを連想することから、プロポーズに枯れた花やドライフラワーを渡すのは避けた方が良いでしょう。
【組み合わせ】黄色と赤色、つぼみと花で作った花束
複数の種類を組み合わせてバラを相手に渡す際は、以下の組み合わせ方を避けましょう。
プロポーズに適さないバラの組み合わせ |
意味 |
黄色のバラと赤いバラのセット |
・あなたが不誠実でも |
つぼみ3本と花1本のセット |
・永遠に秘密 |
つぼみ1本と花2本のセット |
・当分秘密 |
つぼみ2本と満開の花のセット |
・秘密 |
黄色と赤色の組み合わせはマイナスイメージ、つぼみと花の組み合わせは「秘密」を意味するので、いずれもプロポーズには適しません。
バラと相性の良い花
最後に、バラと相性の良い花を紹介します。バラだけの花束でももちろん美しいですが、相性の良い花と組み合わせて花束を作れば、より美しさを楽しめる花束になりますよ。
カスミソウ
花束に入れることで、他の花を美しく引き立ててくれるのがカスミソウ。特に、花束の主役としてよく使われるバラとの相性が抜群で、お互いを引き立て合います。カスミソウの花言葉は「純潔」「清らかな心」。そのため、結婚に関する花束にぴったりです。
トルコキキョウ
トルコキキョウはいくつもの花びらが合わさった花。バラに似た美しさを持っており、バラと組み合わせると花束がより鮮やかになります。トルコキキョウの花言葉は、「すがすがしい美しさ」「優美」「永遠の愛」などです。
カサブランカ
カサブランカはゴージャスでありながらも上品さを感じられる花。バラと組み合わせれば、ボリュームが出た華やかな花束に仕上がります。カサブランカの花言葉は、「純潔」「無垢」「雄大な愛」などがあります。
バラの意味を知り、プロポーズにぴったりな本数や色で花束を用意しよう
華やかな印象のバラは、プロポーズなどの大事なシーンにぴったり。バラと一口に言っても、色や本数などによって意味合いが変わってきます。気にし過ぎは良くないですが、プロポーズの際に大切な人へ花束を渡したい場合は、ぜひバラの花に関する基礎知識を身につけ、シーンに適した本数や色のバラを選んでみましょう。バラを使った素敵なプロポーズで、パートナーを喜ばせてくださいね。