SEARCH

式場選び・ブライダルフェア

2022.08.05

会費制結婚式とは?ご祝儀制との違いやメリット・デメリット、会費の相場も解説

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • like

ゲストから会費をいただく会費制結婚式は、費用を抑えカジュアルな結婚式にしたいカップルに人気のスタイルです。会費制結婚式ならではの良さがありますが、一般的な結婚式と異なるため、検討する場合は詳しく調べておきたいところ。本記事では、会費制結婚式の概要やメリット・デメリット、会費制結婚式を挙げる場合のポイントを紹介します。

会費制結婚式とは?

ご祝儀をゲストからいただく一般的な結婚式とは違い、あらかじめ一律の金額を知らせて参列してもらうのが会費制結婚式です。ここでは、会費制結婚式について紹介するとともに、ご祝儀制の結婚式との違いについて解説します。

あらかじめ設定した金額をゲストが支払う結婚式のこと

会費制結婚式とは、あらかじめゲストに会費として一律の金額を伝え、参加してもらうスタイルの結婚式のことです。会費制と言うと2次会のようなイメージを持つかもしれませんが、格式の高い結婚式からカジュアルな結婚式までさまざまな雰囲気の結婚式を叶えられます。

ご祝儀制結婚式との違い

一般的な結婚式には会費が存在しません。ゲストが持参するご祝儀が会費のような役割を担っています。なお、ご祝儀の金額に決まりはなく、親戚や友人、職場関係など新郎新婦との関係性や地域性などによって相場はさまざまです。
また、1.5次会と会費制結婚式もまた異なります。1.5次会について詳しく知りたい場合は、ぜひ次の記事をチェックしてみてください。

会費制結婚式のメリット

会費制結婚式はゲストの金銭面を配慮できたり、収支を先に把握できるため、式の準備がしやすかったりというメリットがあります。ここでは、会費制結婚式のメリットを紹介します。

ゲストの金銭的負担を減らせる

会費制結婚式の会費は、ご祝儀の相場額より金額が低い傾向にあります。ご祝儀の相場は友人や職場の同僚などで3万円、親族で3~10万円ほどです。
一方、会費の相場は1~2万円ほどとなっています。ゲストの金銭的負担を減らせる点は会費制結婚式の大きなメリットの1つと言えるでしょう。

ゲストがご祝儀額で悩まずに済む

先述した通り、ご祝儀に相場はありますが、関係性や地域などによって異なります。そのため、「一般的な相場で良いのだろうか」「仲が良いから多く出すべきだろうか」「自分のご祝儀が高過ぎたり低過ぎたりして浮かないだろうか」などとゲストが金額に悩むケースもよく見られます。
その点、会費はゲスト全員一律の金額なので、ゲストをご祝儀額で悩ませずに済むでしょう。

結婚式の収支を事前に把握できる

会費制は会費×ゲスト人数で、結婚式の収入を簡単に把握できます。一般的な結婚式ではゲストそれぞれのご祝儀の額を事前に把握するのは難しいものです。会費制なら結婚式の収支を事前に把握できるため、無理のない予算計画を立てることができるでしょう。

引出物などの準備を省略できる

会費制の結婚式では、基本的にゲストへの引出物は用意しません。引出物は結婚式のご祝儀に対する内祝いの意味が強いため、実費的な扱いの会費に対しては不要という考え方です。
また、立食スタイルなどは固定の座席がないため、席次を考える必要がなくなります。引出物選びや手配、席次の検討、席次表作りなどの準備が必要なくなるので、結婚式までの準備に余裕ができるでしょう。

会費制結婚式のデメリット

会費制結婚式を行うなら、デメリットも理解しておく必要があります。併せて、どのように気を付けるべきなのかも紹介します。

理解を得ることが難しい場合がある

親世代や年配の親族、目上の上司の中には、従来の一般的な結婚式の方が格式が高いととらえ、会費制に難色を示す人もいます。会費制にするメリットの他、決して格式が軽くなるものではないことを伝えつつ、自分達らしい結婚式を挙げたい気持ちを理解してもらえるようにアプローチするのが良いでしょう。会費制結婚式にすることが決まったら、あらかじめ伝えておくのがベストです。

結婚式の内容と会費のバランスを考える必要がある

会費の金額は基本的に結婚式のゲストにかかる実費分が大まかな目安です。すなわち、結婚式の費用が高くなれば会費も高くなり、安ければ会費も安くなります。
費用を高くし過ぎると、会費が高くなりゲストの負担も増えてしまいます。一方、費用を抑え過ぎると会費はリーズナブルになるものの、おもてなし感が薄れてしまいゲストに満足をしてもらえない可能性も。結婚式の内容と会費のバランスを考えることが大切です。

自己負担額が高くなる可能性がある

ゲストにかかる費用は会費としてゲストに負担をお願いできますが、新郎新婦が自己負担する費用もあります。具体的には結婚式場の使用料や披露宴での装飾・演出代、衣裳代などです。結婚式をどこまでこだわるかによって自己負担額は変わってきます。
こだわりをすべてカットすれば負担額は少なくなりますが、自分達やゲストが物足りないと感じる可能性があります。反対に、こだわりを際限なく盛り込むと自己負担額は膨らむでしょう。自己負担が厳しい分は少し会費に上乗せするという方法もありますが、ゲストの負担が増えるためおすすめはできません。自分達がどんな式にしたいのか、どこにこだわりたいのかを考えてメリハリをつけることが大切です。

会費制結婚式を挙げる場合のポイント

実際に会費制結婚式を挙げる際には、準備の段階から意識すべきさまざまなことがあります。最後に、会費制結婚式で押さえておきたいポイントを見ていきましょう。

【会費】ゲストにかかる費用に合わせて決める

会費は先に触れた通り、ゲストにかかる費用を実費負担してもらうようなイメージで決めましょう。具体的には、飲み物や料理、ギフトなどの費用を考慮し、会費を検討します。
カジュアルな結婚式を行いたいなら会費の相場は1万円です。立食形式など、パーティライクな結婚式ができます。おもてなし感をしっかり出したい場合の相場は2万円で、着席スタイル&フルコースが可能です。
前述した通り引出物は基本的に不要ですが、用意しても構いません。その場合、会費に費用を上乗せします。また、会費に響かないプチギフトなどを渡すのもおすすめです。

【招待状】会費制結婚式であることを伝える

会費制結婚式の招待状には、会費制であることと会費の金額を必ず記載しましょう。その他、立食形式など飲食スタイルについても、一般的な結婚式と異なるのであれば記載した方が丁寧です。
なお、親や年配の親族など会費制結婚式に難色を示す可能性のある人には、招待状を発送する前にあらかじめ会費制結婚式であることを伝え、納得してもらった方がスムーズに進められます。

【演出】ウエルカムアイテムを手作りするなど工夫する

会費制結婚式は費用をリーズナブルにしやすいことが特徴の1つです。そのため「リーズナブルにした分演出が薄くなってしまうかも」などと考える人もいるかもしれません。しかし、コストを抑えながら素敵な結婚式をつくることは可能です。
例えば、ウエルカムボードやメッセージボードなどのウエルカムアイテムを手作りして節約するのも良いでしょう。手作り感がアットホームな雰囲気を演出し、結婚式がより特別なものになります。また、クイズやビンゴといったゲスト参加型の企画を行って披露宴を盛り上げるのもおすすめです。

【結婚式場】会費制結婚式が可能か事前に確認する

会費制結婚式を行う場合は、結婚式場に会費制が可能かどうか確認することも大切です。結婚式場によってプランなども異なるため、まずは会費制結婚式を行いたい旨を伝えましょう。

会費制結婚式について知り、より自分達らしい結婚式を挙げよう

会費制結婚式は、事前の準備がしやすいだけでなく、ゲストの金銭的な負担を減らすことができます。ゲストへの感謝の気持ちを込め、会費制結婚式をセレクトするのも良い選択です。会費制結婚式と祝儀制結婚式のどちらが良いかパートナーとよく話し合って、自分達らしい結婚式を挙げましょう。
アルカンシエルの結婚式場でも会費制結婚式を行うことが可能です。
盛り込みたい内容や希望するスタイルに応じて、経験豊富なスタッフがベストな会費制結婚式を提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

RELATED