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結婚式準備

2024.09.09

ファーストバイトをゲストと楽しむには?ふたりらしい演出で盛り上がろう

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ファーストバイト(First bite) とは、結婚式で新郎新婦がお互いにウエディングケーキを食べさせ合う演出のことです。この記事ではファーストバイトの意味や込められた想いを説明した上で、おすすめの演出やユニークな演出、ファーストバイト以外のバイト演出を紹介。併せて、写真映りを良くするためにキレイにファーストバイトできるコツも見ていきましょう。

ファーストバイトとは

近年、結婚式の定番となっているファーストバイト。最初にファーストバイトとは何か、意味や込められた想いについて説明します。

ファーストバイトの意味とは

ファーストバイトとは、結婚式でケーキ入刀した後に新郎新婦がケーキを食べさせ合う演出のこと。英語の "First bite" が由来であり、"bite" には「一口」や「かじる」などの意味があります。

ファーストバイトに込められた想い

ファーストバイトには新郎から新婦へ、新婦から新郎へそれぞれに意味が込められています。新郎から新婦への意味は「一生食べる物に困らせない」、そして新婦から新郎への意味は「一生美味しい食事を作ってあげる」というものです。
他にも、ファーストバイト時にスプーンに乗せる果物の数は「子どもの数」、ケーキの大きさは「愛情の大きさ」という意味もあります。

ファーストバイトのおすすめの演出

カットしたウエディングケーキをそのまま食べさせるのではなく、スプーンをアレンジするなどの演出も素敵です。続いては、ファーストバイトをする際におすすめの演出を紹介します。

スプーンをアレンジ

シンプルなスプーンも良いですが、より写真映えするようなアレンジスプーンを使うカップルも多いです。例えば、手作りスプーンやリボンが付いた木のスプーンなど。他にも、巨大なスプーンに寄せ書きをした「寄せ書きスプーン」も人気です。
なかでも、巨大なスプーンを使うことは定番になりつつあります。巨大スプーンは見た目のインパクトもさることながら、写真映えもばっちりです。

自分で食べる「セルフバイト」

セルフバイトとは、自分自身(セルフ)で食べること。新郎新婦がお互いに食べさせ合うと思わせながら、自分で食べるというゲストの予想を裏切る演出です。新郎新婦がお互いセルフバイトするのもおすすめです。新郎新婦が腕をクロスして食べると、写真映えもするでしょう。

同時に食べ合う「同時バイト」

同時バイトとは新郎から新婦へ、そして新婦から新郎へと同時に食べさせることです。同時に食べさせ合うことで「ふたりで力を合わせて頑張ろう」という意味を込めています。
昔ながらの「一生食べさせる」「一生美味しい食事を作ってあげる」といった「夫が外で働き、妻が家事をして家庭を守る」というジェンダーの役割にとらわれずに、“お互い支え合って生きていこう”とする意味もあります。

ファーストバイトのユニークな演出

ウエディングケーキにとらわれない演出もあります。こちらでは、ちょっと面白い変わり種のファーストバイト演出を紹介します。

まさに一心同体「二人羽織バイト」

二人羽織とは、前にいる人が羽織を肩にかけ、うしろの人が羽織の中に入って袖に手を通して、前の人に物を食べさせる芸のことです。二人羽織バイトとは、新郎新婦が二人羽織でウエディングケーキを食べさせること。「もっと右」など、ゲストに声援をもらうと会場が一体となって盛り上がるでしょう。

ドキドキ感がたまらない「目隠しバイト」

目隠しバイトとは、新郎新婦が目隠しをしてするファーストバイトのことです。ゲストの誘導を頼りに、目隠しした新婦がケーキをすくって新郎に食べさせます。新郎はドキドキ、ゲストは大笑い、会場が一体となって楽しめます。

釣り好きにおすすめ「釣りバイト」

釣りバイトとは、釣り竿を使ったファーストバイトのこと。釣りが好きな人には特におすすめの演出です。釣りでは魚が喰いついたことを“バイト”、その日の最初にかかった魚のことを“ファーストバイト”と呼ぶことにかけています。釣り針にケーキを引っかけた釣り竿を新婦が持ち、新郎の口まで上手く運びます。ユニークな演出で、ゲストも盛り上がるでしょう。

ケーキ以外の食べ物を使うファーストバイト

他に、ウエディングケーキ以外の食べ物を使ったファーストバイトも人気です。例えば、以下のような食べ物が使われます。
  • ハンバーガー
  • おにぎり
  • ちらし寿司
  • 丸焼きチキン
  • 生ハム
  • うどん
  • 地元の名産品
ちらし寿司ケーキを使った演出は、和装の結婚式にぴったり。また、地元ならではの名産品を使うと、ゲストの受けもよく盛り上がります。

【ゲスト参加型】その他のバイト演出

新郎新婦が行うファーストバイト以外に、ゲストと楽しむバイト演出もあります。ここでは、サンクスバイトやラストバイト、お誕生日バイトにお手本バイトといった、ゲスト参加型のバイト演出を紹介します。

お世話になった人へ感謝の気持ちを伝える「サンクスバイト」

新郎新婦が、お世話になった人や友人を指名してウエディングケーキを食べさせる演出です。特に、親を指名するカップルが多く見られます。親を指名することで、「今まで食べさせてくれてありがとう」という感謝の気持ちや、「今まで育ててくれてありがとう」という子育てからの卒業などの意味を伝えられます。

親から子どもへの最後の食事「ラストバイト」

ラストバイトとは、親が新郎新婦にケーキを食べさせる演出です。「親から子どもへの最後の食事」「これからは自分達で食べていくように」という意味や願いを込めています。子育ての卒業や、親の手から子どもが離れることを意味するので、きっと感動的な演出になるでしょう。
また、ラストバイトはサンクスバイトのお返しにもなるので、両者をセットで行うのもおすすめです。

バースデーケーキを食べさせる「お誕生日バイト」

お誕生日バイトとは、結婚式当日に誕生日のゲストがいれば、その人にウエディングケーキをバースデーケーキとして食べさせる演出です。サプライズで行うことが多く、ゲストにも喜んでもらいやすいでしょう。お誕生日バイトを行うタイミングは、新郎新婦のファーストバイト後が一般的です。

先輩のお手本を見せてもらう「お手本バイト」

お手本バイトとは、新郎新婦がファーストバイトをする前に、先輩夫婦にお手本を見せてもらう演出のこと。先輩夫婦は両家の親に頼むケースが多いです。先に結婚した友人夫婦や兄弟姉妹などに頼むのも良いでしょう。お手本を見せてもらった夫婦に、夫婦円満の秘訣などをインタビューしても盛り上がりますね。

キレイにファーストバイトをするコツ

ファーストバイトは写真撮影のチャンスなので、せっかくなら美しく写りたいもの。こちらでは、ファーストバイトをキレイに行うコツを紹介します。

笑顔を心がける

一番大切なのは、ファーストバイト中に笑顔でいることです。ケーキ入刀の最初やファーストバイトのケーキを取っている瞬間は下向きになり、真顔になっている新婦も多いので注意しましょう。ケーキを食べさせてもらった後にニッコリと微笑むと、新郎新婦の仲睦まじさが感じられてゲストも和みます。

口を開けるときに相手と目を合わせる

ファーストバイト中は、お互いに目線を合わせることも大切です。ファーストバイトでは、ゲストが周りに集まってカメラを構えています。どこを向いて良いか迷うかもしれませんが、新郎新婦があちこちを向いていると、ふたりの目線がバラバラになって写真映えしません。相手を見ることで視線が定まり、カメラ写りが良くなります。

小さくてスマートな道具を使う

食べさせてもらうスプーンは、できるだけ小さなものを選びましょう。大きなスプーンだと、食べさせてもらうときに大きく口を開けなければいけなくなります。
よりスマートにしたいなら、スプーンよりもフォークの方がおすすめ。スプーンは円形で湾曲しています。食べ物をたくさんすくえますが、その一方で口の中に入れにくいです。フォークは取れる量に限りがあるので、狙いを定めて口を開けやすいですよ。

ゲストと一緒に盛り上がるファーストバイトにしよう

今では定番となっているファーストバイトですが、ふたりらしさを演出できる機会でもあります。ゲストに参加してもらうなど演出を工夫することで、自分達の思い出になるのはもちろん、ゲストの印象に残る結婚式にできるでしょう。ゲストと一緒に楽しめるファーストバイトを考えてみませんか。

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