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婚姻

2023.06.14

【入籍】婚姻届の提出時に必要な戸籍謄本とは。入手方法やよくある疑問を解説

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結婚するカップルにとっての一大イベント「婚姻届の提出」。入籍の準備をしている時に、婚姻届と一緒に戸籍謄本の提出を求められ「戸籍謄本って何?」「どこでもらえるの?」と困る人もいるでしょう。戸籍謄本とは、家族の情報が書かれた公的な書類で、新たな家族を作る際に必要な情報が書かれています。この記事では、戸籍謄本とは何か、なぜ提出が必要なのか、併せて入手の方法やよくある疑問について解説します。

入籍手続きの際に必要な戸籍謄本とは

戸籍謄本が必要と言われても、どのような書類なのかわからない人もいるでしょう。まずは戸籍謄本とはどんな書類なのか、何が記載されているのかを紹介します。間違えやすい戸籍抄本との違いも要チェックです。

戸籍謄本とは

戸籍謄本(こせきとうほん)とは、国民の身分関係を記した公文書のことです。基本的に夫婦と未婚の子の家族単位で作成されます。記載されている内容は「本籍」「戸籍筆頭者の名前」と、家族の「名前」「生年月日」「続柄」「出生や婚姻に関する事項」など。最近ではデータ管理している自治体が多く、その場合「戸籍全部事項証明書」と呼ばれることもあります。

戸籍抄本との違い

戸籍謄本が家族単位で作成されるのに対し、戸籍抄本(こせきしょうほん)に記載されるのは個人の情報のみです。そのため戸籍抄本は別名「戸籍個人事項証明書」とも呼ばれます。婚姻届と一緒に提出が必要なのは、家族の情報も載っている戸籍謄本なので間違えないように注意が必要です。

入籍手続きで戸籍謄本が必要な理由と不要なケース

夫婦ふたりで新たな戸籍を作るため、婚姻届提出時に戸籍謄本の提出も求められます。ただし、本籍地の役所に婚姻届を提出する場合は不要です。婚姻届の提出時に戸籍謄本が必要な理由と不要なケース、提出期限について紹介します。

入籍手続きの際に戸籍謄本の提出を求められる理由

婚姻届の提出にあたり戸籍謄本が必要とされる理由は、今までの家族の戸籍から抜け、夫婦としてふたりで新たな戸籍を作成するためです。戸籍謄本には処理にかかる必要な情報がすべて揃っているので、婚姻届をスムーズに受理してもらうために忘れず持参しましょう。

提出が不要なケース

婚姻届を提出する際、基本的には戸籍謄本の提出も求められますが不要なケースもあります。
<ふたりとも不要なケース>
夫婦となるふたりの本籍が同じ市町村内にあり、かつその市町村の役所に婚姻届を提出する場合は、ふたりとも戸籍謄本の提出は不要です。
<どちらかが不要なケース>
ふたりのどちらかの本籍地の役所に婚姻届を提出する場合、本籍地である側は戸籍謄本の提出は不要、もう一方は必要となります。
例:パートナーの本籍地の役所に婚姻届を提出する場合→パートナーの戸籍謄本は不要、自分は必要。
戸籍謄本は本籍地の役所で管理しているので、本籍地の役所では提出せずとも内容の確認が可能なのが不要となる理由です。

必要な場合の提出期限

基本的には婚姻届の提出と同時に戸籍謄本の提出を求められますが、事情があって難しい場合は後日提出も認められています。特に期限は決められていないものの、早めの提出が望ましいとされています。
役所によっては戸籍謄本の提出が遅れると婚姻届を受理してもらえないケースもあるので、できる限り一緒に提出するか、遅れる場合の対応について事前に役所に確認しておくのがおすすめです。

入籍手続きまでに戸籍謄本を入手する方法

戸籍謄本の入手方法は、役所の窓口での受け取りと、郵送での受け取りの2種類あります。ここではそれぞれ方法での詳しい申請の仕方を紹介します。

窓口で直接受け取る

戸籍謄本を役所の窓口で直接受け取る方法は、下記の通りです。
申請できる場所
本籍地にある役所(行政が運営するサービスセンターなどでも受け取り可能)
申請できる人 本人または家族、委任状を持った代理人
持ち物 印鑑
顔写真付きの本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)
手数料(1通につき450円)
申請方法 役所に置いてある「戸籍申請書」に必要事項を記入、捺印して窓口に提出

郵送で受け取る

戸籍謄本は、下記の方法で郵送での入手も可能です。
必要書類
戸籍申請書(自治体のホームページからダウンロード可)
顔写真付きの本人確認書類のコピー
公共料金の領収書のコピー(本人確認書類に現住所の記載がない場合のみ)
定額小為替(1通につき450円)
返信用封筒(自分の住所・氏名を記入、切手を貼っておく)
申請方法 戸籍申請書に必要事項を記入し、その他の必要書類と同封して役所宛に郵送する
受け取りまでの期間は、申請から1〜2週間程度です。なお、必要書類は市町村によって異なる可能性があります。不備があれば何通も書類のやり取りが必要になってしまうので、あらかじめホームページなどでしっかりチェックしてから郵送してください。

入籍の際に提出する戸籍謄本に関するQ&A

「自分で申請するのが難しい場合はどうすれば良い?」「引っ越しを予定している場合はどのタイミングで申請するの?」など、状況によってさまざまな疑問が浮かんでくるでしょう。ここでは、戸籍謄本に関するよくある疑問についてお答えします。

戸籍謄本に有効期限はある?

戸籍謄本の有効期限は特に決められていません。しかし、何年も前のものだと他の家族が結婚したなど戸籍に変更が生じている可能性があります。そのため、提出前に新しいものを入手するのが基本です。

代理人でも受け取れる?

代理人でも戸籍謄本の受け取りは可能です。ただし、配偶者や直系親族の親・子・未婚の兄弟以外にお願いする場合には、申請時の持ち物と合わせて委任状も必要となります。委任状は役所のホームページからダウンロード可能なので、様式に沿って記入・捺印してから渡すようにしましょう。

新しい戸籍はいつできる?

婚姻届の記入や戸籍謄本など必要書類に不備がなければ、婚姻届が受理されてから翌日〜1週間程度で夫婦の新たな戸籍ができます。ただし審査に時間がかかることもあるので、2週間程度はみておくのが確実でしょう。特に、新しく作る戸籍とこれまでの戸籍の本籍地が異なる場合は、それぞれの役所同士でがやりとりが必要になるため時間がかかる傾向があります。

入籍と同時に引っ越す場合はどうする?

ふたりが入籍と同時に引っ越しを予定している場合は、本籍地で戸籍謄本を入手してから転出届を出し、引っ越し先で婚姻届と転入届を提出すると手続きがスムーズです。その後、本人確認書類の住所や氏名の変更なども忘れずに行いましょう。

入籍したらアルカンシエルのブライダルフェアへ

撮影:アルカンシエル南青山
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戸籍謄本は入籍手続きに必要な書類。早めの準備を心がけて

自分や家族の戸籍情報が載った戸籍謄本。入籍時には新しい戸籍を作成するため、本籍地以外の役所に婚姻届を提出する場合は一緒に戸籍謄本の提出も求められます。窓口や郵送で受け取れる他、代理人にお願いすることも可能です。手続きについて今一度チェックし、スムーズに婚姻届を受理してもらいましょう。

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