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式場選び・ブライダルフェア

2024.02.12

挙式のみで叶える結婚式|費用相場と内訳、メリット・デメリットも紹介

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結婚式を挙式のみとする場合、披露宴がない分、費用を抑えやすい傾向にあります。特に少人数でシンプルな結婚式がしたいというカップルから選ばれていますが、決める際は注意点も知っておくのが大切です。この記事では、挙式のみの結婚式の費用と内訳、メリット・デメリット、式場選びのポイントを解説します。

挙式のみの結婚式とは?気になる費用相場をチェック

挙式のみの結婚式とは、文字通り披露宴を行わずに挙式だけを行うスタイルのこと。総費用の相場は30〜40万円ほどです。披露宴分の費用が不要なので、一般的な結婚式と比べると費用は抑えめの傾向です。なお、希望の式場やエリア、挙式スタイルなどによっても費用は異なります。挙式スタイルには、キリスト教式や神式、人前式などがあり、特に人前式は費用が抑えやすいと言われています。式場によっては、「挙式プラン」として式場費+衣裳・ヘアメイク代などをすべて含んだパック料金があるケースも。
挙式のみの結婚式の基本的な流れは以下です。
  1. 新郎新婦の身支度
  2. 受付
  3. 挙式本番
  4. 退場
退場後には、ケーキカット、花束贈呈、写真撮影、会食など、思い思いのイベントを準備するカップルが多いようです。招待するゲストは親・兄弟といったごく身近な人だけに限って10〜20人程度の少人数で行うケースがほとんどですが、友人を招くことも可能です。

【挙式のみの結婚式】費用の内訳

挙式のみの結婚式では、式場の使用料の他、衣裳代・写真代などの費用がかかります。ここでは、それぞれの詳しい内訳を紹介します。なお、式場によっても異なるので、詳しくは希望する式場に確認してみてくださいね。

挙式費用(会場費):数万円〜40万円

撮影:アルカンシエル luxe mariage 大阪
会場費、挙式進行費としての費用です。
結婚式場やエリア、挙式スタイルなどによって大きく異なり、「数万円〜40万円程度」が相場です。 

司会、牧師、オルガン奏者、聖歌隊などの費用:5万円

司会や牧師、オルガン奏者や聖歌隊、といった人々の費用です。
前述の「挙式費用」に含まれている事もありますが別途依頼する場合は5万円程度が目安です。プロの司会者にお願いしたい、外国人の牧師が良い、オルガン奏者の他に聖歌隊も呼びたいなど、要望が増えるとその分費用は上がります。

衣裳代:20〜30万円

ウエディングドレス・白無垢・タキシードなどの衣裳代の相場は、新郎新婦合わせて20〜30万円ほどです。
「挙式プラン」のパック料金に含んでいる場合もありますが、その場合だと選べる衣裳が限られるケースも。追加料金を支払うことで気に入ったものを選べたり、持ち込みできたりするところもあるので確認しておきましょう。

ヘアメイク・着付け代:5〜8万円

ヘアメイクや着付け代も「挙式プラン」のパック料金に含んでいるところが多いですが、こだわりがあって別途外注する場合は5〜8万円くらいが相場です。
また別に、当日のイメージを掴むためのヘアメイクリハーサルを希望する場合は、1~3万程度の料金が発生する可能性があります。

写真・動画撮影代:5〜15万円

カメラマンに依頼して結婚式の様子を写真や動画に収めたい場合は、5〜10万円ほどが相場です。新郎新婦に付き添って1日の様子を撮影したデータをもらえるパターンや、三脚を立ててかっちりと撮影したものを台紙に収めてくれるパターンなどがあるので、希望についてはあらかじめカメラマンに相談しておきましょう。

招待状代:1通数百円

結婚式の招待状はゲスト1人当たり数百円くらいで作成・送付できます。ごく親しい人だけを招く場合は、口頭やメールで詳細を伝えても構いませんが、招待状があると日時や挙式の流れを紙面でも確認できるのでゲストに親切と言えます。

プチギフト代:1人当たり1,000~2,000円

挙式のみの結婚式では、ご祝儀をもらわない代わりに、引出物ではなくプチギフトを渡すのが人気です。費用はゲスト1人当たり1,000~2,000円くらいのものを用意するカップルが多いようです。
ご祝儀をもらった場合は、お礼として後日内祝いを送ると良いでしょう。参列者が家族だけであれば、ハネムーンのお土産に一筆添えて渡す方法もあります。

【挙式のみの結婚式】費用面のメリット/デメリット

挙式のみの結婚式では、費用を抑やすい傾向がある一方、場合によっては自己負担額が大きくなるケースがあります。負担を抑えたい人は、メリット・デメリットをしっかり押さえておきましょう。

メリット①費用や準備の負担を抑えられる

挙式のみ結婚式の大きなメリットは、費用や準備の負担を抑えやすい点です。
挙式に加えて披露宴を行うとなると、飲食代・演出代などのゲストへのおもてなし費用が発生し、総額の平均相場は327万1,000円ほどになります。(「ゼクシィ結婚トレンド調査2023」調べ)しかし挙式だけなら、式場使用料や衣裳代といった基本的な費用は必要なものの、ゲストに関わる費用はほとんど発生しません。
また、披露宴を行う場合と比べると準備も少なくて済むため、数ヵ月前に取りかかっても間に合うでしょう。

メリット②ゲストの負担を減らせる

ご祝儀不要とすることが多い挙式のみの結婚式なら、ゲストの金銭面の負担も減らせます。さらにカジュアルな挙式にしてドレスコードを平服とすれば、身支度の負担もかかりません。ご祝儀の有無やドレスコードについては、あらかじめゲストに伝えるようにしてくださいね。

デメリット①自己負担額が大きくなる可能性がある

結婚式全体にかかる費用からご祝儀を引いた、実際に自分達が支払う金額を「自己負担額」と呼びます。ご祝儀を不要とした場合はすべて自分達が支払うことになるので、挙式の内容次第ではかえってこの「自己負担額」が大きくなるケースがあるのが注意点です。
オプションをたくさんつけたり式場や衣裳のグレードを上げたりすると、「披露宴を行ってご祝儀をもらった方が安く済んだ」という事態になりかねないので、結婚式の予算は計画的に組みましょう。

デメリット②別途費用について考慮する必要がある

挙式のみの結婚式に招待するゲストは、家族を中心とするケースがほとんどです。友人達へも結婚報告をしたいなら、挙式の後や後日に別途食事会などをセッティングする必要が出てくるので、その費用も忘れず予算に入れておきましょう。
負担を抑えたいのであれば、比較的費用が安い立食ビュッフェ形式にする、会費制にするといったように、予算に合わせて内容を検討するのがおすすめです。

【挙式のみの結婚式】費用を抑える式場選びのポイント

挙式のみ結婚式を成功させるには、式場選びも大切です。以下のポイントを押さえつつ、自分達の理想が叶う式場を見つけましょう。

予算に合った挙式のみのプランがあるか

式場を選ぶ際は、まず自分達の予算に合うプランがあるかチェックしましょう。なかには、挙式代・衣裳代などがすべてセットになった「挙式プラン」といったお得なパックを用意しているところもあるので、プラン内容やオプションの料金なども含めて検討してくださいね。
また、予算内で理想に近い式場を見つけるには、情報収集も大切です。ブライダルフェアなどに参加して、気になるところは実際に自分の目で確認するのがおすすめです。

近くに食事会を開けるレストランがあるか

挙式の後に食事会を行うなら、式場からなるべく近くて分かりやすい場所に食事会ができるレストランがあるか確認しておきましょう。会場が遠かったり、年配のゲストが多く移動が困難であったりする場合、タクシー移動でお金がかかってしまうことが考えられます。
希望の式場の近くに食事会の会場が見つからなければ、バスを手配して全員で移動するなどの方法を検討するのも良いかもしれません。

アルカンシエルのブライダルフェアで相談を

撮影:アルカンシエル南青山
スタッフのホスピタリティの高さに定評があるアルカンシエルのブライダルフェアでは、プロフェッショナルなウエディングプロデューサー(プランナー)が丁寧に対応します。挙式のみのプランや、披露宴がセットでありながらおふたりにとって大切な要素だけを取り入れた、シンプルなプランも提案可能。披露宴にも興味がある、迷っているといった場合もまとめて話が聞けるので、予算も含め気軽に相談してくださいね。
ブライダルフェアの参加はこちらから。

挙式のみの結婚式にかかる費用を把握し前向きに検討しよう

挙式のみの結婚式は、披露宴をセットで行う結婚式と比べると費用や準備期間を大幅に減らせる点が魅力です。またご祝儀不要とした場合は、ゲストも気軽にお祝いに駆けつけられます。予算内で結婚式が叶えられる式場があるか、どれだけのことができるか情報収集を行い、自分達らしい結婚式を検討してみてください。

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