SEARCH

式場選び・ブライダルフェア

2024.02.12

フォトウエディング(フォト婚)とは。メリットや注意点も紹介

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • like

フォトウエディングとは結婚式の代わりに写真撮影を行うウエディングスタイル。費用が抑えられ自由度も高いことで、選択肢の1つとして注目されています。この記事ではフォトウエディングとはどんなものなのか、メリットや注意点、決め方から人気のロケーション、当日の流れまで紹介します。

フォトウエディングとは

フォトウエディングは新たなウエディングスタイルとして人気が高まっています。最初にフォトウエディングの特徴、前撮り・後撮りやウエディングフォトとの違いについて説明します。

結婚式を挙げずに写真のみを撮影すること

フォトウエディングとは挙式や披露宴を行わず、ウエディングドレスや白無垢、タキシードといった衣裳を着用して写真を撮ることです。別名「フォト婚」とも呼ばれています。フォトウエディングは新郎新婦のみ、または家族だけを招く少人数のプランもあり、自由なスタイルを選べるところが魅力です。

ウエディングフォトの一種

フォトウエディングと間違いやすい言葉に、前撮り・後撮りやウエディングフォトなどがあります。
前撮りや後撮りは結婚式前に写真を撮ったり(前撮り)、結婚式の後に撮ったり(後撮り)すること。実際に結婚式を挙げるところがフォトウエディングとは異なります。
ウエディングフォトとは結婚の記念として残す写真全般を示します。フォトウエディング、前撮り・後撮りの写真もウエディングフォトに含まれます。

フォトウエディングのメリットとは

結婚式を挙げないフォトウエディングは自由度が高く、費用を抑えられるのが魅力です。続いてはフォトウエディングのメリットを紹介します。

費用が抑えられる

フォトウエディングの一番の魅力は、写真を撮る工程だけなので費用が抑えられることです。撮影場所やカット数により費用は異なりますが、一般的な結婚式を挙げるより安く、場合によっては10分の1以下に抑えられることも。挙式や披露宴にお金を掛けたくない人にぴったりです。

衣裳やロケーションの選択肢が多い

衣裳は和装・洋装どちらも選べます。お色直しや会場の雰囲気を気にせずに自由に選べるのも、フォトウエディングの魅力です。フォトスタジオで用意されている衣裳だけではなく、なかには好きな衣裳を持ち込めるところもあるので事前に確認してみても良いでしょう。
撮影場所も自由度が高く、雰囲気のある屋内スタジオ、ガーデンや神社仏閣、歴史的建造物、思い出の場所といった好きな場所での撮影が可能です。

準備が簡単で自由に行える

結婚式を挙げる場合よりも準備することは少ないので、打ち合わせの回数も少なくて済みます。また結婚式のように縁起の良い日取り選びやゲストへの気遣いも不要なので、考えることが減るのが嬉しいポイント。新郎新婦のふたりだけで好きな日、好きなロケーションでの撮影が可能です。プランによっては家族や仲の良い友人と一緒に撮影できるので、リサーチしてみてくださいね。

フォトウエディングの注意点

フォトウエディングには自由度が高いといったメリットのある一方で、天候に左右されたり周りの人に感謝の気持ちを伝えにくかったりといったデメリットもあります。次にフォトウエディングを行う際の注意点を紹介します。

事前に天候を確認する

屋外で行われるロケーション撮影の場合、天候によって撮影できなくなることも。フォトウエディングは申し込みから撮影までの期間が短いため、打ち合わせの際には必ず当日の天候をチェックしましょう。

全体の費用を確認する

費用は依頼するフォトスタジオや結婚式場によって異なります。プランでは安く提示されていても、オプションや衣裳のレンタルで追加費用がかかることも。事前に見積もりを取って、プランに含まれる内容を確認しましょう。

周囲の意見も確認する

フォトウエディングは基本的に新郎新婦のみか、両家の親が参加する程度が一般的です。挙式や披露宴のように周囲から祝福されず、結婚の実感がわかないことも。また親や親戚などが結婚式を希望してフォトウエディングに反対するケースもあります。事前に周囲の意見を確認しておきましょう。

後悔しないフォトウエディングの決め方3ステップ

フォトウエディングの魅力が分かったところで、決め方のポイントを見ていきましょう。ここでは衣裳、撮影場所、オプションについて説明します。

1、衣裳のプランを選ぶ

衣裳は大きく分けて、和装プランと洋装プランがあります。和装プランは白無垢や色打掛といった着物で撮影するプランです。洋装プランはウエディングドレスやカラードレスを着て撮影するプランです。
洋装プランでは和装プランより着付けに手間がかからない分、撮影費用が抑えられる場合も。さらにお色直しの回数など選択の幅も広いです。フォトスタジオによっては洋装・和装どちらも選べるところもあります。あらかじめイメージを考えておくと、どのプランが良いか決めやすいでしょう。

2、スタジオ撮影か、ロケーション撮影かを選ぶ

屋内のスタジオ撮影か、屋外のロケーション撮影かを選びましょう。スタジオ撮影はスタジオセットによって、チャペルを始めさまざまなシチュエーションを選べます。ロケーション撮影は公園や街の中など、新郎新婦が希望する場所で撮影するプランです。
フォトスタジオによってはロケーション撮影に対応していないので、事前確認が必要です。スタジオ撮影かロケーション撮影かにより、フォトウエディングにかかる費用は大きく異なります。依頼するフォトスタジオや式場によって異なりますが、平均ではスタジオ撮影で20.8万円、ロケーション撮影で21.3万円とスタジオ撮影のほうが費用を抑えやすい傾向にあります。(「ゼクシィ 結婚トレンド調査2023」調べ)

3、追加オプションを選ぶ

フォトウエディングのプランに含まれないものは、オプションとして追加依頼が必要です。例えばアルバム作成や撮影データ、台紙付き写真などはオプションの場合が多いです。撮影データはプランに最低1カットは含まれますが、複数カットのデータが欲しい場合は追加依頼に。台紙付き写真も1枚は付いていることもありますが、両家の親に贈りたい場合は追加依頼が必要です。
オプションの費用はアルバムのデザインや紙質、撮影データのカット数、写真サイズや台紙により異なります。またフォトスタジオによって料金やオプションの内容は異なるので、忘れずに事前確認をしましょう。

フォトウエディングに人気のロケーション

屋外で撮影するロケーション撮影では、ふたりが希望するロケーションを選べます。ここではフォトウエディングの人気のロケーションについて紹介します。

開放感ある砂浜やガーデン

洋装なら開放感ある海や砂浜、グリーンや花に囲まれたガーデンがおすすめです。自然溢れるロケーションなら、緊張しがちな撮影もリラックスできるでしょう。青い空や海、緑の背景に純白のウエディングドレスが映え、素敵な写真が撮れますね。

歴史を感じられる庭園や建造物

和装なら、歴史を感じる日本庭園や神社仏閣といった建造物がぴったり。純白の白無垢や華やかな色打掛が、歴史ある厳かな雰囲気にマッチします。扇子や和傘といった和の小物を取り入れれば、もっと雰囲気を演出できます。春の桜や秋の紅葉シーズンは特に人気のスポットで、和装に限らず洋装のドレスとの相性も良いでしょう。

フォトウエディングの流れ

次にフォトウエディング当日の流れを紹介します。スタジオ撮影かロケーション撮影か、またロケーションの数や衣裳の数によってもかかる時間は変わります。

ヘアメイク・着替え

最初にヘアメイクと着替えといった支度を行います。プランによってはその日に衣裳を決める場合もあるようです。支度にかかる時間は約2時間が目安。ヘアアレンジやメイクに希望があれば、写真などを持参するのがおすすめです。

移動して撮影

支度が済んだら、スタジオ撮影の場合はそのままスタジオへ、ロケーション撮影なら撮影場所に移動します。距離があれば、その分移動時間もかかることに注意しましょう。撮影そのものの時間は衣裳1点でにつき30分〜1時間程度。衣裳の数が増えれば撮影時間も長くなります。

写真の確認・選択

撮影後、写真を確認して気に入ったものを選んでいきます。写真の確認にかかる時間は30分~1時間程度。ロケーション撮影の場合はスタジオに戻ってから行うことが多いので、移動時間も考慮しましょう。

結婚式にも興味があるなら|ブライダルフェアに行ってみよう

撮影:アルカンシエル luxe mariage 名古屋
もし費用面の不安からフォトウエディングを選ぼうとしているのなら、ブライダルフェアで結婚式を挙げる場合について聞いてみてからでも遅くないかもしれません。
アルカンシエルではフォトウエディングのみの受付はしていませんが、プロフェッショナルなスタッフが親身にご相談に乗っています。おふたりにとって大切な要素だけを盛り込んだシンプルなプランでのご提案も可能で、ベストな形を一緒に考えます。
結婚式を挙げるように強く勧めるようなことはありませんので、選択肢をひとつ増やす気持ちで、ブライダルフェアにも気軽に参加してみてはいかがでしょうか。

フォトウエディングとはどんなものかを知り、後悔のない結婚式を

費用が抑えやすく自由度が高いところが魅力のフォトウエディングは素敵な選択のひとつ。
一方、もう少し視野を広げて考えてみれば、より自分達の希望に近いスタイルが見つかるかもしれません。自分達だけでわからないことがあれば、ブライダルフェアなどに参加して、結婚式のプロに相談してみるのもおすすめです。ふたりでしっかり検討して、自分達にとってベストな結婚式を計画しましょう。

RELATED