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式場選び・ブライダルフェア

2023.04.11

結婚式の持ち込み料って?発生するしくみやアイテム・相場・注意点を解説

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結婚式場のプランに含まれていないアイテムを自分で持ち込む場合、持ち込み料がかかることがあります。持ち込み料がかかる背景には、結婚式をスムーズに執り行うためのきちんとした理由があり、一概に「持ち込み料がかかる式場は避ける」というのももったいない話。今回は結婚式の持ち込み料について、発生する仕組みや発生しやすいアイテム・相場、注意点などを解説します。

結婚式の持ち込み料とは?

まずは、結婚式の持ち込み料について紹介します。なぜ持ち込み料が発生するのか、背景にある理由なども見ていきましょう。

自分達が用意したアイテムを使用するための料金

一般的な結婚式のプランで選べるアイテムは、結婚式場と提携している企業から調達しているものです。それ以外に、自分達が準備したドレスやブーケなどのアイテムを、式場に持ち込んで使用したい…という場合にかかる料金を持ち込み料と言います。

持ち込み料が生じる背景

持ち込みアイテムは提携先のアイテムではないため、何かトラブルが発生した場合、対応がなかなか上手くいかない可能性があります。提携業者のアイテムであれば、スタッフがより詳しく特徴を把握していたり、近くにいることで何かあっても対応できたりなど、手配から万が一の際のトラブル対応までスムーズに行うことが可能です。
持ち込みをすることで、より自分のイメージに近い結婚式が叶えられるというメリットがある場合もありますが、できる限り提携先を利用して欲しいという結婚式場の考え・持ち込み料が生じる背景には、こういった理由によるものが大きく関係していると言えるでしょう。

持ち込み料がかかりやすいアイテムと相場

結婚式場によって持ち込み料がかかるもの、かからないものは異なります。次に挙げるアイテムは、一般的に持ち込み料がかかりやすいものです。各アイテムの持ち込み料の費用相場も解説します。なお、持ち込み料はあくまで目安であり、結婚式場により異なりますので、詳細は式場に確認してくださいね。

衣裳

自分の気に入ったデザインの衣裳や、親から譲り受けた着物を着たいなどと考える人もいるかもしれませんが、ウエディングドレスやタキシード、和装など、結婚式で着用する衣裳は持ち込み料が発生しやすいアイテムの1つです。
持ち込み料の相場は1万円~10万円ほどと、さまざま。提携ショップ以外のドレスを取り扱うことで、ドレスの調整方法が変わったり、保管・メンテナンスの必要が別途発生したりと、人手や手間が新たに増えたりすることによる料金です。またアクセサリーやベール、グローブといった身につけるアイテムも持ち込み料がかかるケースもあります。

ブーケ

ブーケも持ち込み料がかかりやすいアイテム。自分でこだわりのデザインにしたり、気に入ったフラワーショップに依頼したりと、結婚式場以外から持ち込みをするケースがよく見られます。持ち込み料相場は1点につき、3,000円~2万円程度とさまざまです。

引出物

ゲストに渡す引出物も持ち込み料がかかりやすいアイテムです。引出物にはメインの品物の他に、引菓子や縁起物などの種類があります。また、自分達に縁のある品物などを持ち込みしたいと考える人もいるかもしれません。持ち込み料の相場は1個につき300円~1,000円ほどとさまざまで、1種類ごとに発生するため注意しましょう。

スタッフ

結婚式当日にヘアメイクをしてくれるスタッフ、結婚式中に撮影を担当してくれるカメラマン、動画撮影のスタッフ、披露宴の司会者なども持ち込み料が発生します。持ち込み料の相場は、1人につき1万円~10万円ほどと式場によって異なります。ただし、スタッフの持ち込み自体を受け付けていない結婚式場も多いため、注意が必要です。

結婚式での持ち込みが難しいことが多いアイテム

ここで紹介するのは、結婚式への持ち込みが比較的難しいアイテムです。ただし、式場による違いは大きいため、事前に式場に確認するのがベストです。

会食用の飲食物

多くの結婚式場では、会食用の飲食物を持ち込むことはできません。飲食物はゲストの口に直接入るものなので、徹底した衛生管理が行われます。そのため、外部からの持ち込みは難しくなります。同じ理由で、ウエディングケーキの持ち込みも難しいでしょう。

装花

会場全体を飾る装花も持ち込みが難しいアイテム。会食の料理や飲み物などの近くに飾られるため、衛生的な観点から規制しているのが理由の1つです。また会場全体の装飾に関わるものであり、業者との連携も不可欠なので、提携業者以外は難しいという理由もあります。

結婚式の持ち込み料で困らないためのポイント

最後に結婚式の持ち込み料で困らないためのポイントを紹介します。結婚式の準備は段取りが大切。次のようなことを意識しておけば、「こうしておけば良かった」と悩まずに済むでしょう。

持ち込みできないものを把握する

どのようなものが持ち込めるのか、どのようなものを持ち込みたいのか、できる限り具体的に把握・確認しておきましょう。結婚式場によっては、持ち込み自体を不可としているところもあります。
持ち込みできるだろうと思っていたものが、実は持ち込みできないアイテムだった…ということにならないよう、必ず把握しておくのが大切。契約後のトラブルを防ぐため、持ち込みに関する相談は契約前の段階でするのがおすすめです。

提携先を確認する

提携先を把握し、どのようなアイテムを扱っているか確認しておくこともポイントの1つです。始めは持ち込みをするつもりがなくても、契約してから結婚式場の提携先のアイテムをチェックした結果、気に入るものがなく持ち込みを検討したくなる可能性もあります。
また、持ち込みするつもりだったものの、提携先で良いアイテムを見つける可能性も。提携先を先に把握しておけば、このような急な方針の変更を防げます。

持ち込み料を含めた結婚式の見積もりを出してもらう

持ち込み料で困らないために大切なのが、具体的な料金の確認です。持ち込み料が発生するか否かだけではなく、実際どのくらいの料金になるのかも把握しておきましょう。
結婚式場によって料金設定は異なるため、把握しておかないと予想以上の金額になることもあるかもしれません。見積もりをもらう時点で持ち込みを希望するアイテムについても伝え、持ち込み料も含めて計算してもらうとベストです。

結婚式の持ち込み料を事前に調べ、準備をスムーズに進めよう

結婚式の持ち込み料は、結婚式をスムーズに執り行い、使用するアイテムをしっかり管理するためのシステム。持ち込みをすることでこだわりが叶えられる部分もありますが、トラブルが生じる恐れもあります。結婚式準備を問題なく進めるためにも、自分達は持ち込みをしたいかどうか、また、持ち込み料について事前に調べて検討しましょう。
アルカンシエルは「感謝を、式のまんなかに。」をコンセプトに、今まで4万組以上の結婚式をつくってきました 。家族やゲストへの感謝を伝えることに重きをおいたプランニング や受賞歴ある料理でのおもてなしに定評がありクチコミサイトでは1位を獲得しています。ブライダルフェアでは持ち込み料など不安にに思っていることも遠慮せず質問してみてください。プロのスタッフがおふたりの目線で回答いたします。

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