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婚姻

2024.02.12

顔合わせの段取りは?

顔合わせは食事をしながら両家の親睦を深める大切な日。スムーズに進めるために、当日までの流れや準備すること、当日の進行方法など段取りを知っておきましょう。

当日までの流れ・準備すること

顔合わせの当日までには、以下のことを準備をしておくのがおすすめです。
<当日までにやることリスト>
  • 日程・参加者の調整
  • 会場の予約
  • 費用分担の調整
  • 服装・持ち物の確認
  • 当日の進行の確認

当日の進行方法

両家顔合わせとは、結婚するふたりの家族を双方に紹介する席のことで、最近では結納の代わりとして両家での食事会をセッティングするカップルが増えています。結納と違って決まった形式はありませんが、一般的には以下のような流れで行われることが多いようです。所要時間の目安は2〜3時間ほどです。
<顔合わせの流れ>
  1. 待ち合わせ・入店
  2. 始まりの挨拶
  3. 両家の家族紹介
  4. 婚約記念品の披露・交換
  5. 記念撮影
  6. 食事をしながら歓談
  7. 結びの挨拶
顔合わせを行うタイミングとしては、婚姻届の提出前が基本です。顔合わせの当日に、家族に婚姻届の証人欄の署名を頼むカップルもいます。

顔合わせの段取り①|日程・会場決め

顔合わせを行うことに決めたら、まず日程の調整と会場の予約が必要です。ふたりだけでなく、参加する家族とともに相談しながら決めていきましょう。

1.参加者を確認する

参加者に関しても特に決まりはありませんが、主役のふたりとそれぞれの親でおこなうのが一般的です。両家で人数に差があるとバランスが揃わないので、祖父母や兄弟姉妹などを招待したい場合は、事前にパートナーに相談しておくのがおすすめです。
また、会場の予約の際にも人数を伝える必要があります。早い段階で人数を確定させ、当日いきなり変更するのは避けましょう。

2.両家で候補を挙げ日時を決める

参加者が決まれば、各々の予定を聞いて日時の調整を行います。
顔合わせを行うのは、ランチでもディナーでも都合の良い方で構いません。お日柄を気にする場合、大安や友引などの縁起が良いとされる日から選ぶカップルもいますが、予約が埋まりやすいのが注意点です。なお、日程については地域性や考え方によって変わるので、親の意見も参考にし適宜取り入れるのが大切です。

3.両家の集まりやすいエリアを選ぶ

お店を決める前に、おおよそのエリアを絞るとスムーズです。両家ともにアクセスが良い中間地点を選ぶカップルが多いようですが、どちらかが相手の地元まで出向くパターンもあります。出向いた先で宿泊するなら、宿泊予定のホテルや、駅・空港の近くのお店を探すのも良いでしょう。

4.お店を決めて予約する

顔合わせでは、当日満席で入れないということにならないよう予約は必須です。
顔合わせの会場には個室のある料亭やレストランがよく選ばれていますが、「カジュアルにしたい」「格式を重んじたい」など、ふたりの希望をふまえつつ両家で話し合って決めましょう。予算の相場である1人当たり1万円を目安にお店を探すのも良いかもしれません。また、なるべくコース料理があるお店を選ぶと、食事をゆっくりと楽しめます。
なお、料理を選ぶにあたり、参加する家族のアレルギーや苦手なものは事前に確認しておいてください。

顔合わせの段取り②|費用分担の相談

顔合わせの費用の分担についてもあらかじめ両家で話し合って決めておくと後々トラブルになりません。分担の決め方とポイントを紹介します。

費用分担の決め方

費用の分担は、あらかじめ両家で相談して決めておきます。一般的には、家族も含め両家で折半するケースが多いようです。ただし、どちらか一方が遠方から来る場合は、交通費・宿泊費の負担があることを考慮して割合を決めるなどの配慮が必要です。
また、最近では家族への感謝やおもてなしの意味を込めて、新郎新婦となるふたりで折半するケースも増えています。

ふたりで負担する場合のポイント

ふたりで支払う場合は、事前に家族にその旨を伝えておくと余計な気を遣わせません。当日は、お金はまとめて封筒に入れておくなど、その場で現金のやり取りをしなくていいように準備しておきましょう。支払う際は、最後のデザートの後などにさりげなく席を外して済ませるとスマートです。

家族に負担してもらう場合のポイント

家族から支払いの申し出があった場合、一度は辞退しつつも、相手の意向を汲んで素直に受け入れると両者にとって気持ち良く話がまとまります。
支払いをしてくれた家族には、お礼を忘れないようにしましょう。顔合わせ後のお礼状を送る際に、お礼の品として菓子折りなどを一緒に贈るのもおすすめです。

顔合わせの段取り③|服装・手土産の調整

顔合わせ当日が近づいてきたら、服装や手土産についてふたりで相談し、家族にも伝えておきましょう。両家のバランスが取れるようにするのがポイントです。

ドレスコードを決める

基本的には会場の雰囲気に合った服装であれば問題ありませんが、両家でフォーマルさのバランスを揃えるのがポイントです。
なお、どんな場合でも、清潔感のある落ち着いた印象の服装を心がけましょう。カジュアルな場でもワンピースやスーツを着用するのが無難です。女性は振袖を選ぶ人もいます。

手土産の有無を合わせる

顔合わせに手土産をもっていくことはマナーとしては必須ではないものの、用意した方が好印象を与えられるでしょう。ただし片方のみが用意するといったことがないよう、手土産の有無と大体の予算は両家で事前にすり合わせておいてください。
手土産の予算は3〜5千円ほどが相場です。菓子折りや地元の銘菓、お酒などの消えものが定番ですが、持ち帰りにくいものや足が早いものは避けるよう配慮が必要です。

顔合わせの段取り④|当日の進行とマナー

顔合わせ当日を円滑に進めるためにも、進行役や会話の内容を決めておくのがおすすめです。それぞれのポイントを紹介します。

進行役を決めておく

当日滞りなく進めるには、進行役を決めておきましょう。新郎となる男性もしくはその家族が務める場合が多いようですが、新郎新婦となるふたりで進行するパターンもあります。
進行役には、開会の挨拶やプログラムに沿った声かけを考えておいてもらうと良いでしょう。自分が担当する場合は、集まってもらったことに対する感謝の気持ちが伝わる挨拶を考えてみてください。

席次マナーを把握しておく

基本の席次マナーを知っておくと、お店で困りません。一般的なマナーは以下の通りです。
  • 入り口側に女性とその家族、向かいに男性とその家族が座る
  • 一番奥の上座から父親・母親・本人と座る
  • 兄弟姉妹が同席する場合には、さらに下座に席を設ける

家族紹介を考えておく

家族紹介は、それぞれの仕事や趣味など、人となりがわかる内容を考えておくのがおすすめです。顔合わせのしおりを作って家族紹介を記載しておく方法もあります。しおりがあれば、当日の進行がスムーズになるだけでなく話がはずむきっかけにもなります。

会話のテーマを用意しておく

顔合わせでは、なるべくふたりから率先して会話を盛り上げたいところ。例えば、相手の家族に関する質問や、趣味の話題は会話が広がりやすいです。今後の結婚式について話し合うにも絶好の機会です。参考に、親の結婚式について聞いてみるのも良いかもしれません。
なお、宗教、政治、スポーツなど論争になる可能性がある話題や、場を暗くするような話題は避けるのが無難です。

顔合わせが段取り良く進んだら、次は結婚式場探し

撮影:アルカンシエル横浜 luxe mariage
顔合わせが無事に終わったら、次に検討したいのが結婚式。もし結婚を挙げたいと思っているものの式場選びに悩んでいるなら、アルカンシエルのブライダルフェアに参加するのがおすすめです。
アルカンシエルは、全国5ヵ所にチャペルやガーデンなどテイストの違った結婚式場を展開しています。ブライダルフェアから当日まで、プロフェッショナルなスタッフがふたりらしい結婚式を挙げられるよう手伝ってくれるので、準備も段取り良く進められます。

必要な準備を整えて顔合わせを段取り良く進めよう

顔合わせを段取り良く進めるコツは、必要な準備や流れを把握し、事前に両家で調整しておくことです。非常識と思われないためにも、マナーもしっかり押さえておきたいところ。ポイントを押さえて、素敵な顔合わせを行いましょう。

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