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2024.01.28

ブライダルインナーって必要?ドレスに合う選び方や結婚式後の活用方法もチェック

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ブライダルインナーとはドレス専用の下着のこと。ドレスのことを考えて作られているので、美しいドレス姿を叶えるための必須アイテムと言っても過言ではありません。そこで本記事では、ブライダルインナーの概要、選び方、よくあるトラブルと解決策を解説するとともに、結婚式後の活用法についても紹介します。

ブライダルインナーの基本情報

購入を検討する前に、ブライダルインナーがどのようなものか、しっかり把握しておきましょう。役割や種類など、ブライダルインナーの概要から紹介します。

ブライダルインナーの役割

ブライダルインナーとは、ドレス着用時に身につける下着のこと。ボディラインを補正し、ドレス姿をより美しく見せます。ボディラインにコンプレックスを抱えている人も、ブライダルインナーを着用することでドレスを美しく着こなせるでしょう。

普通の下着との違い

普通の下着は、上に着る服を考慮して作られていないことが多く、あくまで体のベースラインを作ることを目的としています。
一方のブライダルインナーは、上から着るドレスの形を考慮して作られている専用アイテム。普通の下着よりも、矯正力・補正力ともに優れています。ドレスをいかに美しく着こなせるかが重視されているため、着用することでメリハリのあるボディラインが作れます。

購入する時期と方法

ブライダルインナーを購入する際は、自分の体型だけでなく、着るドレスに合ったものを選ぶことが大切。そのため、結婚式で着るドレスが決まってから、ブライダルインナーを購入するのが望ましいでしょう。
購入できる場所は、ブライダルインナー専門店、百貨店、結婚式場、通販など、選択肢は豊富です。ただし、通販は試着ができないため、手元に届いてからサイズの違いなどに気づくこともあるかもしれません。その他、費用を抑えたい場合はインナーショップなどでレンタルするのも1つの手段です。
なお、結婚式場以外で購入したブライダルインナーを使用する場合、別途持ち込み料が発生するケースがあります。持ち込みを予定している人は、事前に結婚式場に確認してくださいね。

ドレス姿を美しく見せるブライダルインナーの選び方

ブライダルインナーは、主にビスチェ、セパレート、ガードル、フレアパンツの4種類。美しいドレス姿を叶えるためには、自分の体型や着るドレスに合わせて選ぶことが大切です。ここではドレス別に、ぴったりなブライダルインナーの種類と選び方を紹介します。

背中が開いたドレス・薄い生地のドレスを着るなら「ビスチェ」

ビスチェは、ブラジャーとウエストニッパーが一体型になったタイプで、安定感が抜群です。脇や背中に流れがちな肉も、ビスチェを使えば中にしっかりと収まります。そのため、背中が大きく開いたデザインのドレスにぴったりです。
また、ビスチェはブラジャーとウエストニッパーの段差がないので、薄い生地のドレスにも適しています。

バストとウエストの両方をしっかり補正したいなら「セパレート」

バストとウエストをそれぞれしっかり補正したければ、ブラジャーとウエストニッパーの2つがセットになった、セパレートタイプがおすすめです。バスト部分とウエスト部分が別々になっているので、自分の体型に合わせて選べます。セパレートタイプを着用すると、胸のボリュームをキープしつつ、ウエストをキュッと引き締められるでしょう。

マーメイドラインのドレスを美しく見せたいなら「ガードル」

ガードルは、はくタイプのブライダルインナーで、ウエストラインからヒップラインにかけて引き締めます。特に合うのは、ヒップラインが出やすいマーメイドラインのドレス。ガードルをはくことで、ヒップラインをより美しく見せられるでしょう。ビスチェと併用すれば、上半身から下半身までキレイなボディラインを作れますよ。

足さばきをスムーズにしたければ「フレアパンツ」

フレアパンツは、ふんわりとしたシルエットのボトムスのことです。ドレスを着ると、化学繊維による摩擦で静電気が起き、生地が足にまとわりつくことがあります。フレアパンツをはくと静電気の発生を防ぎやすくなるので、足さばきがスムーズに。
また妊娠中は、お腹を締め付けるという理由からガードルをはけません。このようなときにもフレアパンツはおすすめです。

ブライダルインナーで起こりやすいトラブルと解決策

着心地に違和感を覚える、インナーが透けて見えてしまうなど、ブライダルインナーにまつわる失敗やトラブルを経験した先輩花嫁さんは少なくありません。それらを未然に防ぐためにも、ブライダルインナーにまつわる起こりやすいトラブルと、その解決手段を押さえておきましょう。

着心地に違和感がある

ワイヤーが肌にあたる、胸部分がパカパカする、ドレスがずり落ちるなどの違和感がある場合は、適切なブライダルインナーを選んでいるか、つけ方が正しいか見直しましょう。なお、普通の下着とブライダルインナーではサイズが異なります。普段用のサイズと同じものを選ばないよう注意が必要です。
また、事前にしっかりと試着をすることも大切。可能であれば、ドレスと併せて試着するのがおすすめです。もし左右の胸のサイズが違っていたり、試着時と当日でサイズが変わったりした場合には、パットなどで調整してみてください。

インナーが透けて見える

屋外や照明が強い会場など、結婚式のシチュエーションによっては、ブライダルインナーが透けて見えてしまうことも。特に、薄手のドレス生地だとブライダルインナーが浮かび上がりやすい傾向にあります。ホワイトは透けて見えやすいので、肌の色に近いオフホワイトやベージュを選びましょう。
また、インナーを選ぶ際は上下の色を揃えるのもポイントです。

ブライダルインナーの購入後に意識したいポイント

ブライダルインナーの購入後、結婚式当日までに意識しておきたいポイントがいくつかあります。ここでは、着心地・体型維持・保管方法の3つをチェックしていきましょう。

結婚式までに着心地を確かめておく

結婚式当日はブライダルインナーを長時間つけます。緊張状態にある中で、ブライダルインナーの締め付けが強すぎると体調を崩してしまうことも。そのような事態にならないよう、数時間ほど自宅で試着をして着心地を確認しておきましょう。長時間の着用に慣れておけば、当日に苦しくなる可能性を下げられるはずです。
また、試着する際は動いても違和感がないか併せてチェックしてください。数時間の試着で、苦しさや痛み、不快感があり、調整しても改善されない場合は、ブライダルインナーの買い直しを検討してみた方が良いかもしれません。

体型の維持を心がける

ブライダルインナーの購入後に体型が変わると、胸の部分がフィットしないなど、着こなしに関するトラブルが発生してしまうかもしれません。ブライダルインナーを購入するタイミングも重要ですが、理想のドレス姿を叶えられるよう、過度な体型変化にも気を付けてくださいね。

汚れないよう保管方法に注意する

ブライダルインナーは白やオフホワイトなど、淡い色のものがほとんど。特に白い生地は、時間の経過によって黄ばんでしまう可能性があるので、保管の仕方には注意が必要です。黄ばみや変色を誘発する直射日光を避けて保管するのはもちろんのこと、香水や消臭スプレーなども黄ばみの原因になるので使用は避けます。

結婚式後も使える!ブライダルインナーの上手な活用法

「ブライダルインナーは結婚式で1回しか使わないからもったいない」と思っている人もいるかもしれませんが、実は結婚式以外でもさまざまなシーンで活用可能です。ここでは、ブライダルインナーの上手な活用方法を紹介します。

普段の洋服やパーティ用の衣裳に合わせる

一般的にブライダルインナーには肩紐が付いていません。洋服のデザインを邪魔しないので、肩や背中が出るデザインの洋服を着る日にぜひ身につけてみてください。バストやウエストが補正されて、より美しい着こなしが叶うはず。ガードルの場合は、体にフィットしたパンツやタイトスカートのときに着用するのがおすすめです。
その他、パーティに出席する際はブライダルインナーの上からドレスを着ると、結婚式用のドレス着用時と同様に美しいボディラインが作れます。

日常生活で着用する

ガードルやウエストニッパーは、腰をしっかりと支えるので、腰のゆがみや骨盤を矯正したい人にぴったりです。ウエストニッパーは、サポーター代わりとしても使えます。立ち仕事による体への負担の軽減や、正しい姿勢の維持などに役立ててみてはいかがでしょうか。

ブライダルインナーを取り入れ、美しいドレス姿を叶えて

結婚式では、美しいドレス姿を披露したいもの。そのために、ブライダルインナーを取り入れてはいかがでしょうか。着るドレスや体型など、自分に適したブライダルインナーを見つけて、理想のドレス姿を叶えてくださいね。

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