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婚姻

2024.01.31

結婚報告、誰に・いつ・どうやって伝える?相手別にマナーも紹介

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結婚する際は、周囲の人にきちんと報告をすることが大切です。報告の仕方やマナー、誰にいつどのように伝えるべきか悩んでしまうこともあるかもしれません。そこで本記事では、結婚を報告する際のタイミングやマナーを、相手別に紹介。さらに、SNSや手紙で報告する際のコツや文例なども併せて紹介します。

結婚を報告する順番

まず大前提として、結婚報告をする際の順番について解説します。結婚式を挙げる・挙げないにかかわらず、結婚報告は必要なものです。順番を守って報告しましょう。

親へ一番に結婚を報告する

報告の順番に関する明確なルールはありませんが、親に最初に報告するのが鉄則です。一般的には、親→会社→友達→親戚の順で報告します。結婚は、本人同士だけのことではなく、家と家とのつながりにも関わることであるという点を、念頭に置いておきましょう。

属性ごとに結婚を報告する

親、会社関係、友人関係、親族など、属性ごとに報告するのもポイントです。こうすることで、「聞いた/聞いてない」「人から聞いた」などの状況を避けられます。

【相手別】結婚を報告するタイミングとマナー

ここでは、結婚を報告するタイミングやその際に気を付けるべきマナーや注意点について、結婚を報告する相手ごとに分けて解説します。相手によっては、報告の仕方やタイミングは異なるもの。トラブルなどを避けるためにも、マナーを守って報告しましょう。

親への報告

親に対しては、結婚の報告ではなく、結婚の意思が固まったことを報告する必要があります。まずは、直接それぞれの実家に対して都合を聞き、挨拶に行きます。「結婚した」という事後報告にならないように注意。親に対して、「結婚したい」「結婚を認めてほしい」という姿勢を示すことが大切です。
結婚式を挙げるか挙げないかは、挨拶に行った時に一緒に伝えます。結婚式を挙げる場合は、今後についての相談も併せて行ってください。その際、結婚式に対する親の意見にきちんと耳を傾けることで、トラブルなどを回避できるでしょう。

会社への報告

会社に対しては、結婚が決まったタイミングで直属の上司に報告します。結婚に伴う働き方の変更、名義変更、新婚旅行による長期休暇の取得などにより、仕事のスケジュール調整やもろもろの手続きが必要になるケースも考えられます。そのため、入籍前のタイミングで報告することが大切です。
結婚式を挙げるか挙げないかも、報告時に一緒に伝えます。結婚式を挙げて上司を招待する場合は、今決まっている予定なども併せて伝えてください。もし上司を招待する予定がなければ、「身内だけで挙げる」などと伝えるのも手です。
なお報告する際は、就業中ではなく、休憩時間・就業時間外に時間を取ってもらいましょう。報告する順番は、上司→先輩→同僚が基本。もし仲が良い同僚へ先に報告する時は、上司・先輩に内緒にしてもらうよう、話をしておくと良いですよ。

友人への報告

特別に親しい友人や、ふたりの仲を取り持ってくれた友人などには最初に報告します。その際、仲良しのグループ内で、報告を受けた人・受けていない人が区別されないよう注意が必要です。「私はまだ聞いていない」ということを避けるためにも、「自分の口で報告するから内緒にしてほしい」と相手に伝えましょう。
結婚式を挙げる場合、招待する友人には、招待状を発送する前くらいのタイミングで報告します。結婚式を挙げない場合は、友人に直接会って結婚することを伝えるのがベスト。もし難しければ、電話やメールによる報告でも構いません。

親戚への報告

親戚への結婚報告は、ふたりからではなく親からしてもらうのもあり。自分と親戚との関係性を考慮して、報告の仕方を決めます。もしふたりから報告するとしても、必ず親に確認しながら進めましょう。
結婚式を挙げる場合は、結婚式の3~4ヵ月前には報告を済ませます。もし親から報告してもらえば、お車代や結婚式の準備のことも一緒に進めてもらえるかもしれません。結婚式を挙げない場合の結婚報告は、親との話し合いがまとまってから行います。その際、結婚式を挙げない旨も併せて伝えてください。

SNSで結婚報告をする際の注意点

次に、SNSで結婚報告をする際に気を付けるべき注意点について解説します。最近では、結婚の報告をSNS上で見かけることも多くなりました。SNSにおいても通常の報告と同様、相手のことを考えて報告するように心がけましょう。

多くの人に見られることを配慮する

SNSへの投稿は、多くの人に内容を見られることになるので、その点も配慮する必要があります。
SNSでは、目上の人、親しい友達など、いろいろな人とつながっているケースや、普段会うにもかかわらず、SNS上ではつながっていないケースなどさまざまです。そのため、投稿を一斉公開してしまうと、「私にはSNSより先に報告してほしかった」「SNSではつながっていないから知らなかった」など、人によっては不平等さを感じることがあるかもしれません。
SNSで報告する際は、投稿における公開範囲の設定などに注意してください。特に親しい人には、メールなどを使って個別で報告するのがおすすめです。投稿内容は、くだけすぎた文面は避け、誰が読んでも自然な文面にします。
また、投稿に婚姻届の写真を載せる人も。婚姻届の中には多くの個人情報が掲載されているので、それらが分からないように加工するなどしましょう。

報告になっていない投稿はしない

結婚を自慢するような、結婚報告になっていない投稿はしないよう気を付けてください。例えば、高級そうな指輪の写真や、結婚式に着る予定のドレスを何枚も載せるなどの投稿は、避けた方が無難です。結婚は幸せに満ち溢れていること。しかし、浮かれた気持ちで投稿してしまうと、なかには不快に感じる人もいるかもしれません。
あくまで、自然な結婚報告の投稿になるように意識します。明るさ・温かさが感じられる、ふたり一緒の写真などであれば、好印象を与えられるでしょう。

シンプル・端的な文章を心がける

結婚したことがしっかり伝わるような、シンプルで端的な文章を心がけてください。ふたりの馴れ初め、結婚が決まるまでのエピソード、プロポーズの一部始終など、事細かく報告しないように注意。あまりに長い文章だと、読む相手が疲れてしまうだけでなく、相手に不快感を与えかねません。

手紙・SNSで使える結婚報告の文例集

最後に、手紙・SNSで報告する際のポイントや、文例について紹介します。結婚の報告を手紙やSNSを通じて行う際は、文面を工夫してみましょう。

手紙の場合

手紙やはがきで報告する際は、以下の順序で文の構成を考えます。
構成
1.時候の挨拶
2.本文(結婚の報告)
3.結び
そして、以下の内容は必ず入れましょう。
入れる内容
入籍/結婚式の日
新居の住所
※結びの文章の後に入れる
ふたりの氏名(新姓と旧姓両方)
※結びの文章の後に入れる
拝啓
新緑の美しい季節となりました
皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます

この度、私達は〇月〇日に入籍いたしましたことを、ご報告いたします
まだまだ未熟ではありますが、ふたりで力を合わせて温かい家庭を築いていく所存です
今後とも、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます
敬具

SNSの場合

SNSに投稿する文章は、入籍したという報告・抱負・締めの挨拶、といったシンプルな内容で構いません。余計なことが書かれていない内容であれば、相手も気持ちよく文章を読めるでしょう。
この度、〇月〇日に結婚いたしました
これからふたりで力を合わせて、温かい家庭を築いていきます
これからも、夫婦共々よろしくお願いいたします

結婚報告をする相手・タイミングを知り、幸せの報告をしよう

結婚式をする・しないにかかわらず、結婚の報告は必要なもの。誰にどのようなタイミングで報告するべきかを押さえておくことが大切です。そして報告する際は、伝える相手を不快にさせないようマナーを守って、ストレートに事実を伝えるようにしましょう。結婚が決まったら、まずは適したタイミング・順番で、周囲の人達に幸せの報告をしてくださいね。

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