冬の結婚式におすすめの演出アイディアを紹介。冬ならではのおもてなしも!
結婚式は、その季節ならではの魅力を盛り込むことが可能です。各季節にはさまざまな特徴がありますが、冬だからこそできる演出やおもてなしがあります。今回は冬に結婚式を挙げるメリット・デメリット、冬の結婚式で人気のあるテーマやおすすめの演出アイディアを紹介します。また、冬ならではのおもてなしポイントもチェックしていきましょう。
冬に結婚式を挙げるメリット・デメリット
冬ならではの演出ができるなど、冬に挙げる結婚式にはさまざまなメリットがあります。その一方で、気温や天候などの情報を事前確認し、ゲストが参加しやすい環境作りに気を配りたい一面も。まずは、冬の結婚式のメリット・デメリットをそれぞれ紹介します。
メリット
1番のメリットは、冬ならではの演出をふんだんに盛り込める点です。クリスマスを始めとする冬の行事、冬を連想させる雪モチーフなどをテーマに、季節感の溢れる結婚式づくりができるでしょう。
また、冬は汗をかくシーズンではないので、汗によるメイク崩れや匂いなどを気にしなくて良いこともメリットです。さらに、結婚式のオフシーズンにあたるため、費用を安く抑えられることが多く、お得なセットプランが用意されている場合もあります。
デメリット
冬は気温が低いため、結婚式でも寒さ対策が必要です。屋外やガーデンでの演出を考えている場合には、気温に左右されない全天候型の結婚式場を選ぶと良いでしょう。また、天候によって交通機関が乱れる可能性があるため、ゲストの到着時間や出欠席に影響が出てしまうことも。
なお、年末年始は両家の親族やゲストに予定があることが多い時期でもあります。ゲストのスケジュールを早めに確保しておかないと、参列してほしい人に来てもらえなくなる恐れがあるため注意が必要です。
冬の結婚式にぴったりなテーマ
続いて、冬の結婚式にぴったりなテーマを紹介します。結婚式はテーマを決めてから準備すると統一感が出やすくなります。冬らしさを感じられるテーマで、結婚式を盛り上げましょう。
雪や氷
冬は雪や氷の世界観がぴったりです。ペーパーアイテムやテーブル装飾に、アクセントとして雪の結晶マークやクリスタルモチーフを使うと、一気に冬らしい雰囲気になります。会場のカラーを白やシルバー、グレーなどの色でまとめると良いでしょう。
クリスマス
結婚式を挙げる日がクリスマスに近い場合には、クリスマスをテーマにするのもおすすめです。クリスマスカラーである赤や緑を基調に会場づくりをすると、一気にクリスマスらしさがアップ。サンタクロースやトナカイ、クリスマスツリーなどのモチーフを会場に飾るだけで、簡単にクリスマス感を演出できます。また、ゲストへ贈るプチギフトをクリスマスプレゼント風の箱にするのも素敵です。
バレンタイン
2月に結婚式を挙げるなら、バレンタインをテーマにするアイディアもあります。バレンタインのモチーフでもあるハートは、結婚式にもぴったり。招待状・席次表・席札などのペーパーアイテムに、ハートやチョコレートのモチーフを入れるとバレンタインらしさを演出できます。
冬の結婚式におすすめの演出・会場装飾アイディア
冬の結婚式におすすめの演出・会場装飾アイディアを見ていきましょう。冬ならではの演出や会場装飾をすることで、ゲストの高揚感もアップします。
ゲストのテーブルにキャンドルを置く
温もりを感じられるキャンドルは、冬の結婚式にぴったりなアイテムです。テーブルコーディネートは花を装飾するケースがよく見られますが、冬の結婚式ならキャンドルをメインにするのも素敵です。
ゲストテーブルにキャンドルを多めに置いて、会場の照明を落とすと、キャンドルの優しい光が会場を照らしてドラマティックな雰囲気に。キャンドルの近くにゴールドの小物を置けば、大人の冬ウエディングなムードになります。小さい子どもが座る席には、LEDライトのキャンドルを置くと安心です。
スイーツを冬らしくする
冬はホットチョコレートなど、チョコレート関連のスイーツに心躍る季節です。チョコレートファウンテンを用意すれば、冬らしさだけでなく、インパクトや華やかさも出ます。
クリスマス前後に挙げる結婚式の場合は、ブッシュドノエルやシュトーレンなど、クリスマスならではのスイーツを用意するのもおすすめ。また、カフェラテやホットココアなど、スイーツに合う温かいドリンクも喜ばれるでしょう。和がテーマの結婚式なら、温かいおしるこ・ぜんざいがぴったりです。
プチギフトで冬小物を贈る
ゲストのお見送り時に新郎新婦から直接ゲストに手渡すプチギフト。このプチギフトに冬の季節感を出すのもおすすめです。例えば、寒い冬にぴったりなカイロなどのあったか小物、雪の結晶や雪だるまなど冬のモチーフをあしらった雑貨・お菓子などがあります。
冬に結婚式を挙げる際の注意ポイント
気温が低く、雪が降ることもある冬。そんな冬に結婚式を挙げる際は、冬だからこそ注意すべきポイントがあります。配慮すべき点を把握して、冬の結婚式に足を運んでくれたゲストをおもてなししましょう。具体的なポイントを紹介します。
行事や大型連休に配慮する
冬場はクリスマス・バレンタインなどのイベント、成人式や受験などの予定、年末年始の大型連休があり、個々に予定が入りやすい時期です。そのため、ゲストに早めに相談し、スケジュールを空けておいてもらいましょう。
ゲストの交通手段をしっかり確保する
冬場に懸念されるのが交通アクセスの乱れです。雪などの悪天候により、公共交通機関のダイヤが乱れたり、道路が渋滞したりなどの事態が考えられます。
また、雪が降ると徒歩で会場に向かいづらいことも。公共の交通機関からのアクセスが良い結婚式場を選ぶ、送迎バスを用意するなど、ゲストが参加しやすい環境を整えましょう。
ゲストの寒さ対策に気を配る
冬の結婚式で最も気を配りたいのがゲストの寒さ対策です。特に女性ゲストのパーティドレスはあまり防寒性の高いデザインではないため、ゲストが寒さを感じないようしっかり防寒対策をしておくことが重要です。
特に、屋外での演出を実施する場合には、時間短縮などを結婚式場のスタッフと相談しましょう。身体が冷えないように、ブランケットを貸出したり、カイロを用意するなど、防寒アイテムを準備しておくと親切です。
また、会場までコートやブーツを身につけてくるゲストも多いことから、クローク対応の環境に気を配ったり、着替えスペースを用意したりすると、より丁寧な印象になります。
冬におすすめのウエディングコーディネート
冬の結婚式にぴったりのウエディングドレスを着て、そこに冬らしいブーケを合わせると、より季節にマッチしたウエディングコーディネートに。最後に、冬の結婚式におすすめのウエディングドレスとブーケのコーディネート例を紹介します。
冬の結婚式に合うウエディングドレス
冬の結婚式に似合うのがロングスリーブのドレスです。袖が長いので寒々しさを防げます。また、ロングスリーブは上品な雰囲気になるので、ウエディングドレスをエレガントに着こなしたい人にもおすすめ。なお、ドレスの生地で印象を変えることも可能です。例えばシルクサテンのように、生地に透け感がない素材は冬の結婚式の雰囲気にマッチします。
冬らしさを感じるブーケ
会場装飾に合わせて、ブーケも冬らしくしてみてはいかがでしょうか。色は、白や赤(ボルドー)が冬らしい雰囲気を演出しやすいでしょう。白はホワイトウエディング、赤はクリスマスを連想させます。花材としては、冬から旬を迎えるアマリリスがおすすめです。ドライフラワーを中心としたブーケも季節の雰囲気とマッチします。
また、冬らしい素材を組み合わせることで、よりおしゃれな冬ブーケを作れます。例えば、ファーやベルベット素材のリボン、オーナメントなどがおすすめです。
冬ならではの演出やテーマを取り入れて、素敵な結婚式に
冬の結婚式には、新郎新婦もゲストも楽しめるテーマや演出が多数あります。ぜひ季節感をたっぷり取り入れた、冬ならではの結婚式を計画してみてはいかがでしょうか。また、寒い中、足を運んでくれたゲストへの感謝とおもてなしも忘れずに。新郎新婦・ゲストにとって思い出深い冬の結婚式を演出しましょう。