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婚姻

2024.02.12

そもそも両家顔合わせの食事会に手土産は必要?

顔合わせにおいて手土産に関するルールはありません、しかし両家の親睦を深める場であるため、用意した方が印象が良いでしょう。手土産を渡すことでこれからお世話になることへの挨拶になり、緊張もほぐれて会話が弾むきっかけにもなります。ただし片方だけが用意していたということにならないよう、ふたりが間に入って話をすり合わせておくのが大事です。
一般的には、料亭やレストランで食事会を行う場合はお互いが用意します。どちらかの家に出向く場合は、訪問する側が手土産を持って行き、招待する側は気持ちとして相手が恐縮しない程度のものを準備しておくのがおすすめです。

両家顔合わせの手土産の相場とおすすめの品物

両家の顔合わせでは、相手の負担にならない価格帯の食べ物や飲み物がよく選ばれています。手土産の相場とおすすめの手土産を紹介します。

相場は3,000~5,000円程度

両家顔わせの際に渡す手土産の相場は、3,000~5,000円ほどです。高すぎず安すぎない価格は、贈る方にとっても受け取る方にとっても気持ちが良いでしょう。価格についても事前に認識を合わせ、両家で差が出すぎないようにしましょう。

食べ物などの「消えもの」がおすすめ

両家顔合わせの手土産には食べ物や飲み物などの「消えもの」がおすすめです。
おすすめの品物 ポイント
洋菓子・和菓子の菓子折り
個別包装されていて日持ちがするものが喜ばれやすい
緑茶・紅茶 ほど良く高級感のある銘柄を。甘いものやお酒を口にしない家族におすすめ
お酒とおつまみ 日本酒・ワイン・ビールなど好みのお酒におつまみを添えて
フルーツ 詰め合わせはギフトの定番のひとつ。ゼリーなら持ち運びや日持ちも安心

両家顔合わせの手土産に迷ったときの選び方

両家顔合わせで用意する手土産は、相手の好みや縁起物、地元の特産品などを意識して選ぶと良いでしょう。迷ったときの手土産の選び方を紹介します。

情報収集して相手の好みのものを選ぶ

事前にパートナーに家族の好き嫌いを聞いておき、相手の家族の好みのものを選ぶと喜んでもらえるでしょう。例えば、お酒が好きならその銘柄まで確認しておくのが失敗しないポイントです。また食物アレルギーや、糖分など健康上控えるべきものまで調べると好印象です。この機会に相手の家族のことを知っておくことで、結婚後のやりとりにも役立ちます。

縁起の良いものを選ぶ

結婚を前提にした顔合わせでは、縁起も気にしたいもの。定番となっているのは、家内安全と生涯添い遂げたいという願いが込められた紅白饅頭です。その他、生地が合わさってできていることから両家の結びつきを思わせるもなかやどら焼き、木の年輪のような模様からふたりが夫婦として末永く年を重ねていく様子を連想させるバームクーヘンなどが人気です。鯛・松竹梅・だるまなどめでたいモチーフのお菓子もよく選ばれています。

地元の特産品から選ぶ

ふたりの地元が異なる場合は、お互いの地域の名産品を手土産にするのもおすすめです。地元の話題から場がなごみ、会話も盛り上がることでしょう。全国的に有名なものであれば、地元まで戻らなくても近くのデパートなどで入手できます。現地に行かないと入手できないようなものを取り寄せて贈るのも喜ばれるでしょう。

両家顔合わせの手土産で避けたいもの

両家顔合わせで用意する手土産には、縁起が良くないとされるもの、保存や持ち運びに不便なものなど、ダメなものもあります。手土産で避けたいものを確認しておきましょう。

切り分けて食べるお菓子

食べる際に「切り分ける」羊羹やカステラなどは避けた方が良いと言われています。「縁が切れる」「夫婦が別れる」を連想させるため縁起が良くないとされているからです。
ただ羊羹のように長い食べ物には「末永く」という意味もあります。あえて贈りたい場合は、あらかじめ一口サイズで個包装されているものを選ぶと良いでしょう。

日持ちしないもの

手土産をゆっくり楽しんでもらうために、日持ちしないものは避けたいものです。なるべく3日以上日持ちするものが望ましいでしょう。
また持ち運びを考えると、冷凍・冷蔵が必要はものは向きません。相手の自宅へ持参する場合でも、受け取ったあと慌てて冷蔵庫に入れるなど気を遣わせることになりかねないので、常温で置いておけるものを選ぶのがおすすめです。

かさばるもの・重いもの

かさばるものや重いたいものなど持ち運びが困難なものは、相手を困らせることになるので避けましょう。相手の自宅に持参するなら問題ありませんが、交通機関を利用して遠方から集まる場合は、かえって荷物となり負担をかけてしまいます。持ち運びのしやすさも、手土産を選ぶ大事なポイントです。

両家顔合わせの手土産の包み方

既に面識がある場合はかしこまる必要はないかもしれませんが、初顔合わせの場合は「のし」や風呂敷を用意した方が失礼にあたらないでしょう。ここでは手土産の包み方を紹介します。

「のし」は「紅白の結び切り」の水引を選ぶ

両家顔合わせの手土産には必ずしものしを掛ける必要はありませんが、掛ける場合は「紅白の結び切り」の水引のものを選びましょう。一般的に、一度きりのお祝いであってほしい結婚に関しては「結び切り」を使います。何回あっても良いお祝い事では、何度でも結び直せる「蝶結び」の水引を選びます。
表書きは、のしの上部に「寿」や「御挨拶」、下部に贈る側の苗字を記入するのが基本です。なお堅苦しくなるという理由で、のしはいらないと考える人も多いので、両家で決めておくと困りません。

風呂敷で包むと丁寧な印象に

手土産は紙袋のまま持参しても構いませんが、風呂敷で包んでおくと特別感がでて、「大切なものを包んできた」という気持ちが伝わりやすいでしょう。別に持ち帰り用の紙袋を用意し、一緒に渡すと親切です。
なお、こちらも「堅苦しすぎる」と考える人もいるので、のしと合わせて事前にすり合わせておくのがおすすめです。

【Q&A】両家顔合わせの手土産の渡し方とマナー

持参した手土産は誰がいつ渡すのか、どのように渡すのかを知っておくと安心です。手土産の渡し方とマナーを確認しておきましょう。

手土産は誰が渡す?

両家の顔合わせなので、結婚するふたりからではなく、それぞれの家を代表する親同士が渡すのが一般的です。なじみのない親同士が手土産を交換することでなごやかな雰囲気にもなりやすいでしょう。渡す時になってまごつかないように、あらかじめ誰が代表として渡すのか決めておくと安心です。

手土産を渡すタイミングは?

手土産は挨拶のタイミングで渡します。会ってすぐよりも、食事会の席や自宅の部屋に通されて、改めて挨拶を交わす際が落ち着いて渡しやすいでしょう。タイミングを逃したら、食事が終わった後でも構いません。決まりはないので自然な流れで渡してください。

手土産のスマートな渡し方は?

手土産は紙袋や風呂敷から一度出し、のしの名前が相手側に向くように手渡すのがマナーです。渡すときの言葉としては、「心ばかりの品物ですが」「地元の名産品でお口に合うかわかりませんが」「お好きと伺ったので」などを添えると印象が良いでしょう。手土産を手渡した後に、「こちらをお使いください」と持ち帰り用の紙袋を取り出すとスマートです。

両家顔合わせにふさわしい手土産を選ぼう

両家顔合わせの手土産は、保存や持ち運びに不便なものは避け、相手が好むものや縁起物、地元の特産品などから選ぶと良いでしょう。金額や包み方、渡し方なども事前に認識をすり合わせておくと安心です。新郎新婦からではなく両家からの贈り物なので、お近づきのしるしとしてふさわしいものを選んでくださいね。
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