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2024.01.27

【結婚?入籍?】それぞれの言葉の意味、縁起がいい入籍日をまとめて紹介

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結婚と入籍は、一見似たような言葉ですが、実は法律上では違う意味を持ちます。本記事では、結婚と入籍の言葉の意味、結婚・入籍の流れと必要な書類、入籍するのにおすすめの日を解説。また、入籍後に結婚式を行うことを考えている人に向けて、結婚式の時期や場所の決め方についても紹介します。結婚が決まったら考え始めることがたくさんあるので、パートナーと改めて確認してみましょう。

結婚と入籍の意味と違い

結婚と入籍は、似たようなニュアンスで使われますが、実は法律上では違う意味を持ちます。役所で書類をもらったり、提出したりする際には、法律上の言葉の解釈を正しく認識しておくことで、コミュニケーションのすれ違いを避けることができるので、しっかりと意味を確認しておきましょう。ここでは結婚と入籍の違いを法律的な観点から確認します。

入籍はもともとある戸籍に誰かが入ること

入籍とは、法律上では、既存の戸籍に新たな人が入ってくることです。夫婦ふたりで結婚し、新しい家庭を築く場合、今まで属していた戸籍から、新たに別の戸籍が作られるので、法律の上で「入籍」ではありません。

ですが、あくまでも戸籍法上の手続きでの話です。日常会話では「入籍しました」と言えば、「結婚しました」と同じ意図で受け取られます。そのため、日常生活で特段に違いを意識しなくても大丈夫なので、安心してくださいね。

結婚は婚姻届を出して夫婦になること

「結婚」は、婚姻届を出し、夫婦になることです。民法上で定められています。入籍届なるものも存在しますが、こちらは結婚には使いません。両者は違うものなので注意が必要です。

このように、「結婚」と「入籍」は法律上は別物です。役所で結婚するための書類をもらいたいときは、「入籍届をください」ではなく、「婚姻届をください」とお願いすることでスムーズなコミュニケーションを取ることができます。

入籍日・結婚記念日はいつのこと?

よく使われる「入籍日」や「結婚記念日」という言葉ですが、どういった基準で、どの日のことを指しているのか、疑問に思っている人も多いはず。ここでは、入籍日と結婚記念日について説明します。

入籍日は婚姻届を出した日

先に説明した通り、多くの場合、結婚の際は夫婦ふたりで新しい戸籍を作ることになるので、「入籍日」という言葉は、法律上では婚姻の手続きでは使わないことが多いでしょう。

しかし、日常生活では「入籍=結婚」と認識されています。そのため、婚姻届を提出した日を「入籍日」と考える人が大半です。

結婚記念日の決め方はさまざま

結婚記念日は、婚姻届を出した日か、結婚式を挙げた日とすることが多い傾向です。結婚式と婚姻届を出す日を同じ日にして、その日を結婚記念日とする人もいます。

結婚記念日は、誕生日・入学式・卒業式など、さまざまなイベントの中で、唯一自分達で決められる、人生の大きな記念日。パートナーと一緒に、どの日を結婚記念日とするか考えながら決めていくのも、楽しみのひとつですね。

入籍におすすめの日 5選

入籍日は、ふたりの思い出の日や、縁起の良い日などを選びたいですね。こだわりの日を選んで、毎年お祝いすれば、ふたりの仲も一層深まりそうです。ここでは、結婚・入籍するのにおすすめの日を、5種類紹介します。

【入籍におすすめの日①】ふたりの思い出が詰まった日

付き合い始めた日や、プロポーズした日など、ふたりの思い出が詰まった日に入籍するとロマンチックです。ふたりの思い出の日を記念日にすれば、結婚後もずっと忘れずにいられるでしょう。また、どちらかの誕生日を記念日とする人もいます。

【入籍におすすめの日②】縁起が良いとされる日

暦に設定されている六曜のうち、大安は縁起が良いとされ、入籍におすすめです。大安は、結婚式の日にする人も多いですね。年に数回しかない天赦日(てんしゃび)という吉日も、何事にも佳い日として、新たなスタートに最適とされています。また、月に数回ある一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)も、縁起が良くおすすめです。

ちなみに、天赦日や一粒万倍日に入籍とともに結婚式を挙げたい場合、自身が挙式したい曜日や都合と、重なることは稀。もし、天赦日や一粒万倍日に入籍し、同日に結婚式を挙げたい場合には、早めに式場の予約を取ることをおすすめします。

【入籍におすすめの日③】語呂の良い日

11月22日(いい夫妻の日)を始め、語呂の良い日も入籍日として人気です。1月31日(愛妻家の日)や、4月22日(よい夫婦の日)など、夫婦に関する語呂合わせを選べば、イメージが良い上に覚えやすいですね。

その他、警察官の方なら1月10日(110番)、お肉好きのふたりなら11月29日(いい肉の日)など、ふたりで自分達に合った語呂合わせを考えても楽しいですよ。

こうした語呂合わせの日や2月22日などのゾロ目の日は、縁起が良いとされる日と同様に人気が高いため、入籍とともに結婚式を挙げたいと思う人は多く、週末と重なった場合は式場が早く埋まります。語呂の良い日に入籍と結婚式を行いたい場合は、早めに式場に相談しましょう。

【入籍におすすめの日④】毎年祝日になる日

元旦や、4月29日の昭和の日、5月5日のこどもの日など、毎年祝日となる日に入籍する人もいます。祝日には毎年固定の日と、7月の第3月曜日の海の日など、日付が毎年変動するケースがあるので注意が必要です。また、固定とされる日も、今後変わる可能性があります。

日付が固定の祝日を選べば覚えやすく、毎年お祝いしやすいでしょう。固定となる祝日は、1月1日・2月11日・2月23日・4月29日・5月3日・5月4日・5月5日・8月11日・11月3日・11月23日です。クリスマスやバレンタインデーなどもお祝いしやすい日。祝日同様に人気です。

また、これらの祝日に入籍と一緒に結婚式を挙げたい場合、連休などは家族やゲストの予定も埋まりやすいので、早めに確認しておくといいでしょう。

【入籍におすすめの日⑤】結婚式を挙げる日

結婚式を挙げる日に入籍する人もいます。結婚式と入籍が同日になることで思い入れも強まり、深く記憶に残りやすいでしょう。ただし、結婚式当日は忙しかったり、土日祝であれば、役所が休みであったりすることも。

結婚式当日や「この日に入籍をしたい!」という日が土日の場合、役所が閉庁日のため、時間外窓口で婚姻届を提出することになります。その際、記入に不備があると後日確認の電話等が入り、婚姻日がずれてしまいます。そのため、予め記入した婚姻届を平日に役所へ持っていき、記入漏れや間違いがないかを事前チェックしてもらうと安心です。

結婚式の時期や場所についても考え始めよう!

婚姻届を提出する日が決まったら、次は結婚式の日取りについても考えていきたいですね。また、式場選びに迷ったら、ブライダルフェアに参加すると、結婚式のイメージがはっきりするのでおすすめです。ここでは、結婚式の時期や場所の決め方について説明します。

結婚式の時期を検討する

まずは、結婚式の時期を検討します。結婚するふたりの予定はもちろん、参列者のスケジュールなども考慮しながら、具体的な日程を絞り込みたいものです。

検討する際のポイントは、どの季節にするか、曜日はどうするか、午前の式にするか、午後もしくはナイトウエディングか、など。結婚式には季節ごとの魅力もあるので、合わせて調べてみるのも良いですね。

場所を決める時にはフェアに参加を!

結婚式の場所を決める時は、ブライダルフェアへ参加するのがおすすめです。挙式や披露宴、ドレスの試着を体験できるブライダルフェアもあり、イメージが明確になります。

ブライダルフェアは休日だけでなく、平日開催をしている式場もあります。日程によって、フェアの内容は異なるので、予約前にふたりの知りたい内容をピックアップして、フェアで体験できるか確認することをおすすめします。

ドレスの試着がしたいなら、試着会ありのフェア、婚礼料理を検討したいなら、試食ができるフェアにすると良いでしょう。フェアのコンセプトやプログラムを確認して参加すると、当日の満足度が高まりそうです。

結婚と入籍の違いを知り、こだわりの日に入籍しよう

法律上では違う意味の「結婚」と「入籍」ですが、日常生活では同じ意味で使われています。入籍日は婚姻届を提出した日とすることが多く、ふたりの思い出の日や、こだわりの日に入籍すると、絆も深まるでしょう。婚姻届を出す日はふたりで決めることができる大切な瞬間。パートナーと相談して、こだわりの日に入籍してみませんか。

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