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結婚式準備

2024.01.30

仏滅の結婚式に関するよくある疑問

結婚式の日取りを考える中で、仏滅の縁起が悪いと言われる理由が気になることもあるのではないでしょうか。ここでは、仏滅の結婚式がなぜ縁起が悪いと思われているのか、実際にどのくらいのカップルが仏滅を意識しているのか紹介します。

なぜ仏滅の結婚式は縁起が悪いと言われるの?

暦には六曜という陰陽道の吉凶が割り振られています。仏滅は六曜の1つで「仏も入滅するほどの大凶日」と考えられるなど、六曜の中では最も縁起の良くない日です。結婚式は晴れの日の行事であるため、縁起を重んじる部分があります。
例えば、大安(やってはいけないことが特にない日)や、友引(友人を引き込むとされる日)の朝と夕は結婚式を挙げるには縁起が良いとされ、結婚式の日取りによく選ばれます。対して仏滅は六曜においては縁起が悪いと考えられているので、結婚式の日取りとしては敬遠されがちです。

他のカップルは仏滅の結婚式を避けているの?

上記のように、縁起を重要視して仏滅は避けられる場合があります。しかし、実際は仏滅だからといって避けるカップルが必ずしも多いわけではありません。
ブライダル総研の「ゼクシィ 結婚トレンド調査2023調べ」によると、結婚式の日取りを決める際に六曜を重視した(あるいはやや重視した)カップルの割合は5割ほどという結果でした。無回答を除き、約4割は気にしていない(あるいはあまり気にしていない)という回答をしています。
つまり、仏滅であっても、その他の条件が自分達の結婚式に適していれば、六曜は気にせずに日取りを決めるカップルも多いということです。

仏滅に結婚式を挙げるメリット・デメリット

六曜の観点では縁起が悪いと言われている仏滅。しかし、仏滅の結婚式ならではのメリットも存在します。ここでは、仏滅に挙げる結婚式のメリット・デメリットを両方見ていきましょう。

仏滅に結婚式を挙げるメリット

縁起を気にしない人も多くなっていますが、やはり大安や友引は人気の日取りなので予約が集中しやすいのが現状です。大安や友引と比べて、仏滅は希望日を確保しやすいことが大きなメリットです。
なお、日取りが人と被りにくいこともメリットと言えます。仏滅の結婚式を避ける人も一定数いるので、他の日取りと比べて被りにくいと考えられます。他の結婚式と日取りが被ると、ゲストが散らばってしまい集まりにくい可能性がありますが、仏滅はそういった心配が少なく済むでしょう。
また、日取りが被りにくいことにより、ドレスなどの選択の幅が広がるというメリットも。同時期に結婚式が集中するとドレス選びは早い者勝ちになるため、場合によっては自分の希望するドレスの確保が難しいこともありますが、仏滅ならドレス選びにこだわれます。その他、仏滅は結婚費用がお得になる場合もありますよ。

仏滅に結婚式を挙げるデメリット

結婚式を挙げる日柄を気にしないカップルも増えているとはいえ、親世代など、仏滅に良いイメージを持っていない人も一定数いるのが現状です。そのような人に仏滅の結婚式を理解してもらうことの難しさはデメリットと言えるかもしれません。

仏滅の結婚式を親に反対された時の説得方法

仏滅に結婚式を挙げる上で、周囲の理解、特に親に納得してもらうことは非常に重要です。新郎新婦も親も結婚式を気持ち良く迎えられるよう、仏滅の結婚式を親に反対された場合の説得方法を紹介します。

仏滅の結婚式が少なくない現状を伝える

先に述べた通り、現在は日柄を気にせず結婚式を挙げるカップルが少なくありません。実際、結婚式が多いシーズンには、仏滅の日も予約がいっぱいになることもあります。このような現状を説明するのは説得方法として有効です。
また、仏滅に結婚式を挙げた人の具体例を出すのも効果的。例えば芸能人や知人など、親も知っているような人を例に挙げるとわかりやすくて良いでしょう。周囲に仏滅の結婚式を挙げているカップルがいると知れば、親の気持ちも変わる可能性があります。

希望条件を叶えるには仏滅しかないと伝える

仏滅という、日柄以外の条件が揃っていることを強調して説得するのも1つの方法です。例えば、仕事の都合でその日しか予約ができないという理由が考えられます。
また、ゲストの出席・移動のしやすさを考慮した結果、仏滅の日が最も都合が良いということもあり得ます。自分達もゲストも楽しめる結婚式を挙げるには、その日が最適なのだということを踏まえて説得しましょう。
なお、他の日には既に多くの予約が入っており、仏滅しか予約できないと伝える方法もあります。

費用面のメリットを伝える

仏滅は比較的結婚式が少ない傾向にあるので、費用も少しお得になる場合があります。こうした費用面のメリットを伝えながら説得するのも効果的です。

入籍日を大安にしてバランスをとる

結婚式を挙げる日と入籍する日が異なるのであれば、入籍日に大安を選んでバランスをとり、折り合いをつけて説得するのも良いでしょう。結婚式が仏滅でも、入籍日を大安にすることで親が折れてくれる可能性があります。

大安に向けた「仏滅明け」の考えを伝える

仏滅の日の吉凶状況には主に2通りの考え方があります。1つは終日が凶という考え方。そしてもう1つは、午後からは翌日の大安に向け、運気が回復していく仏滅明けという考え方です。
この仏滅明けの考え方を活かし、仏滅の午後に結婚式を挙げる方向で説得するのも1つの方法です。運気が上がっていくタイミングで結婚式を行うとすれば、縁起を重視する親も了承してくれるかもしれません。

仏滅の結婚式はナイトウエディングもおすすめ

仏滅は午後から運気が回復するという考え方に基づき、ナイトウエディングを行うのもおすすめです。ここでは、ナイトウエディングの特色や魅力について紹介します。

ナイトウエディングとは?

ナイトウエディングとは、夕方から夜の時間帯に行う結婚式のことです。昼間のウエディングより実施数が少ないので、予約が取りやすいというメリットがあります。
また、午後は凶から吉へ向かうという仏滅明けの考え方にもマッチする上、午後の中でもより大安に近い時間帯となることがポイントです。昼間の結婚式より費用を抑えられる傾向にあるので、コスト面でもお得です。

ナイトウエディングは昼の結婚式にはない特色が魅力

ナイトウエディングの大きな魅力は、昼とは異なる演出ができること。例えばキャンドルやライトアップなど、照明の演出が映えやすいため、ロマンティックで幻想的な、大人ムードの結婚式を挙げることが可能です。また開始が夕方頃なので、日中は仕事があるゲストも出席しやすいというメリットもあります。
ただし、おひらきの時間によってはゲストの翌日の予定や、その後に帰宅する際のアクセスなどに影響する可能性があるので注意が必要です。ゲストに配慮しながら開始・おひらきの時間やプログラムを考えましょう。ナイトウエディングはおひらきになる時間が遅いため、ゲストへの負担を考えて2次会はしないカップルが多く見られます。

ふたりにとって最良の日なら仏滅でも素敵な結婚式が挙げられる

仏滅など、日柄を考慮して結婚式の日取りを決めるのも1つの方法ではあります。しかし、必ずしも日柄を最優先する必要はありません。ふたりにとって最良の日なら、日取りに関係なく最高の結婚式になるはずです。ぜひこの記事を参考に結婚式の日取りを決め、素敵な結婚式を挙げてくださいね。
アルカンシエルでは、ナイトウエディングのプランもご用意しています。ぜひ、お近くの式場にお問い合わせください。

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