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2024.01.31

結婚式のバッグの選び方とは?知っておきたいマナーやNGポイントも解説

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結婚式にゲストとして参加する際は、適したドレスを着ていくだけでなく、パーティ用バッグも持参することが多いはず。美しいパーティコーデを叶えるためには、結婚式という場に適したバッグを選ぶことが大切です。そこで本記事では、結婚式のバッグの選び方や気を付けるべきマナーに加え、男性にぴったりの結婚式のバッグについても紹介します。

結婚式に適したバッグの選び方とは

結婚式用のバッグには、ドレススタイルをより華やかに仕上げる“アクセサリー”としての役割があります。そのため、結婚式に参列する際は着ていくドレスと同様、バッグも適したものを選ぶことが大切です。さっそく、結婚式用バッグの選び方から見ていきましょう。

サイズを考慮して選ぶ

基本的には、必要最低限の物がすべて収まるサイズのバッグを選びます。定番なのは、スマートなドレススタイルが叶う小ぶりサイズのバッグ。しかし最近では、袱紗(ふくさ)やカメラなどを入れられるような、少し大きめサイズのバッグも人気です。
その他、結婚式会場の椅子にバッグを置いた際、椅子からはみ出さないか、膝の上に置けるかなど、そのあたりも考えながら選びましょう。

フォーマル感のある素材・装飾が付いたものを選ぶ

結婚式はおめでたい席なので、フォーマル感や華やかさを意識して選びます。素材で言えば、シルクやサテン、レースなどがおすすめです。また、ラメやスパンコール、ビジュー、パールなどの装飾が付いたものも結婚式用バッグに適しています。身に着けるアクセサリーと合わせれば、コーデがおしゃれにまとまるでしょう。ただし、主役はあくまでも新郎新婦なので、派手すぎる装飾は避けてくださいね。

服装とのバランスを考慮して選ぶ

服装とのバランスを考えてバッグを選ぶのも大切です。ダークトーンのドレスなら明るめのバッグなど、ドレスのカラーが引き立つような選び方をしましょう。なお、バッグに関しては、ドレスで避ける白やシルバーなどのカラーを選んでも構いません。
また、靴や羽織とバッグの色を揃えると、全体に統一感のあるコーデに仕上がります。その際、身に着けるアイテムの中で同じ色のアイテムを2つにとどめると、やりすぎ感が出ずキレイにまとまりますよ。

結婚式の時間を意識して選ぶ

バッグを選ぶ際は、結婚式が行われる時間帯を意識すると、なお良いです。日中の結婚式では、写真撮影などで反射してしまう可能性があるため、光り物は避けた方が良いとされています。最近はそこまでタブーとはされていないようですが、光が反射する可能性のある過度な装飾が付いたバッグを避けることも意識した方が無難です。
夜の結婚式には、暗くても映える明るいカラーのバッグがぴったり。もし、昼夜両方のシーンで使いたいのであれば、パールやビーズなどの装飾が付いたバッグを選ぶのがおすすめです。

結婚式に適さないバッグ

結婚式にふさわしいバッグがある一方で、避けたいバッグもあります。こちらでは結婚式にふさわしくないバッグを紹介しますので、ぜひバッグ選びの参考にしてくださいね。

大きいバッグ

トートバッグなど、大きすぎるサイズのバッグは結婚式の場ではマナー違反です。フォーマルシーンにふさわしくないだけでなく、パーティドレスともマッチしません。

カジュアルな素材のバッグ

ビニールやコットン、ナイロンなど、カジュアル感が強い素材は避けます。これらは普段使いするアイテム用の素材であり、フォーマルでないので結婚式にはふさわしくありません。例えデザイン自体がおしゃれでも、結婚式には持って行かないようにしましょう。

ファー・革素材・動物柄のバッグ

ファーや革素材、アニマル柄などのバッグは、動物の殺生が連想されるため、結婚式に身に着けていくアイテムとしては避けるのがマナーです。最近では、ファーや革素材に関してはそこまでタブーとされない傾向にあるものの、幅広い年代の人が参列する結婚式もあるため、避けた方が無難と言えます。

結婚式用サブバッグの選び方

次に、サブバッグの選び方を解説します。パーティバッグに入りきらない荷物を入れるのに役立つのがサブバッグ。パーティバッグと同様、結婚式に適したサブバッグを選びましょう。

ベーシックなカラー・パーティカラーを選ぶ

サブバッグの色は、黒やネイビー、ベージュなどのベーシックカラーだけでなく、シルバーやゴールドなどのパーティカラーでも問題ありません。これらの色はパーティスタイルと相性が良いので、バッグと服装を合わせやすいでしょう。
例えば、靴や羽織物などの小物類と色を合わせたり、サブバッグのカラーをアクセントカラーとして取り入れてコーデを引き締めたりと、スタイル作りを工夫してみてくださいね。
なお、蛍光色や原色などの色味が強いカラーは、フォーマル感を出しにくいので避けることをおすすめします。

光沢感のある素材を選ぶ

パーティバッグと同じように、サテンやシルクなどの光沢がある素材もサブバッグに適しています。ドレスの素材を選ぶ時と同じ感覚でサブバッグを選べば、マナー違反であるカジュアルな素材を自然と避けられますよ。

ほど良いデザイン・大きさを選ぶ

パーティバッグと同様、サブバッグも華やかさを意識して選びます。装飾が全くないものは、どうしても少し地味な印象になりがちです。色が黒だと、弔事を連想させてしまうかもしれません。サブバッグは、リボンやレース、ビジューなど、華やか且つ上品な装飾のものを選びましょう。
またサブバッグといえども、大きさも重要なポイント。パーティバッグと同じく大きすぎるものは避けます。ある程度の物が入る、A4サイズくらいがちょうど良い大きさです。

結婚式用バッグに関するマナーとNGポイント

続いては、結婚式用バッグにまつわるマナーについて解説します。結婚式に参列する際は、フォーマルな場におけるマナーを守ることが大切です。

紙袋をサブバッグとして使わない

いくら高級ブランドの袋であっても、紙素材はフォーマルではないので、紙袋をサブバッグ代わりに使わないようにしましょう。このマナーはあまり知られておらず、結婚式会場に紙袋を持ってくる人も少なくありません。クロークに預けるから良いということではなく、結婚式におけるマナー違反になってしまうので注意してくださいね。

バッグに荷物を詰め込みすぎない

必要な荷物を入れたいからと、バッグに荷物を詰め込みすぎないようにします。パーティバッグは普通のバッグに比べて小ぶりです。荷物をパンパンに詰め込むと、バッグの形が変わってしまい、見た目が良くありません。必要な物を厳選して入れることが大切です。
荷物を入れるとどうしてもバッグがパンパンになってしまう、または入りきらない場合は、サブバッグを使うなどの工夫をしましょう。

大きめの荷物はクロークに預ける

結婚式会場まで来る時に使っていたバッグやサブバッグなどは、結婚式が始まる前にクロークに預けます。必要な物があれば、その都度クロークに取りに行くようにし、パーティバッグ以外の物は結婚式会場に持ち込まないようにするのがマナーです。

結婚式中は、背中と背もたれの間にバッグを置く

結婚式の間は、背もたれと背中の間、または膝の上にパーティバッグを置いておきます。バッグハンガーを利用して、テーブルに引っ掛けておくのもおすすめです。
なお、いくら小さいサイズであっても、テーブルの上に置くのはマナー違反なので要注意。その他、椅子の背もたれ部分にバッグの持ち手などをかけるのも良くありません。

【男性用】結婚式のバッグの選び方

最後に、男性用の結婚式バッグの選び方について見ていきましょう。男性の場合、手ぶらの状態で結婚式に参列しても構いませんが、バッグを持つことによって、より素敵なスーツスタイルに仕上がりますよ。

小ぶりのバッグを選ぶ

男性が持つバッグは、小ぶりのクラッチバッグなどがおすすめです。持ち物がキレイにまとまる他、フォーマルシーンやスーツとの相性もばっちりです。バッグのサイズは、袱紗が入るかどうかを基準とし、A4サイズまでの大きさを目安に選んでみましょう。
なお、ビジネスバッグはフォーマルシーンには適さないので注意してください。

ダークカラー・無地を選ぶ

色は黒、もしくはそれに近いブラウンやネイビーなどのダークカラーを、デザインは無地のものを選びましょう。礼服を着用する場合は、黒のバッグだとスマート。ダークスーツの場合は、靴やスーツとバッグの色味を合わせるのもおしゃれです。

革素材を選ぶ

女性用バッグのマナーとは異なり、男性用バッグの素材は革が基本です。理由は、革素材はフォーマル感が強く、スーツとの相性が抜群なため。ただし、クロコダイルやファーなどの殺生を連想させる素材、ブランドのロゴが目立つものは避けましょう。

結婚式用バッグの選び方・マナーを知り、キレイなコーデを

結婚式用のバッグは、ドレススタイルに欠かせないアイテム。結婚式におけるマナーを考慮しつつ、ドレスや小物類と相性の良いバッグを選ぶことが大切です。結婚式に適したバッグの選び方とマナーをしっかり把握して、より美しいパーティコーデを叶えましょう。

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